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最終更新日:2024.01.31

バイクに乗る際におすすめのメガネとは?選び方やヘルメットを被る際のポイントを解説

眼とメガネの情報室 みるラボ

この記事の執筆者

眼とメガネの情報室
みるラボ編集部

バイクに乗る際におすすめのメガネとは?選び方やヘルメットを被る際のポイントを解説

目次

バイクを運転中に「汗でメガネがズレてきた」「視界が切れて前が見えづらくなった」など、ヒヤッとした経験を持つメガネライダーも多いのではないでしょうか。走行中に視界を確保できないと事故につながる可能性があるため危険です。

またヘルメットを被った際にテンプルや耳かけ部分が痛くなるメガネだと、ストレスを感じてバイクで走る楽しさが半減してしまうでしょう。そのため、バイクに乗る際は安全でかけ心地の良いメガネを選ばなくてはなりません。

この記事では、ヘルメットと相性の良いメガネの選び方やヘルメットの被り方、メガネをかけてバイクに乗る際の注意点などについてご紹介します。メガネ選びに悩んでいるライダーの方は、ぜひ参考にしてください。

バイクに乗る時に
ぴったりなメガネとは?

ヘルメットを抱えた男性

メガネをかけてバイクに乗る時は、ストレスなくヘルメットを被れるかどうかが重要です。ヘルメットとメガネの相性が悪いと様々な問題が生じます。以下は多くのメガネライダーが抱える悩みです。

  • テンプルや耳かけ部分が圧迫されて痛い
  • メガネが曇る
  • 前かがみになると視界が切れる
  • メガネがずり落ちる
  • フレームが歪む

ヘルメットを被るとメガネフレームに負荷がかかります。痛いだけでなく、フレームが歪む可能性があるため、バイクに乗る際には耐久性の高いメガネが必要です。かけ心地や耐久性など、ヘルメットを被った際の問題を考えて作られているフレームやレンズを選ぶと良いでしょう。

また、メガネが曇る場合は、曇り止め加工や曇りにくいタイプのメガネレンズを選ぶと安心です。悩みに合わせたメガネを使用することで安全に走行することができます。

バイクと相性の良い
メガネの選び方

バイクに乗る際は、普段使いのメガネではなくバイクに適したメガネを使用するのがおすすめです。ここでは、バイクと相性の良いメガネの選び方をご紹介します。

安定した視界が保てるフレームを選ぶ

バイクに乗る時は、視界が保てるフレームを選びましょう。走行時は前傾姿勢で上目づかいになることが多く、フレームで視界が切れてしまうことがあります。さらにレンズの縦幅が狭いと視界が狭まるため、前が見えにくくなってしまいます。安定した視界を保つには、フレームが細くレンズの縦幅が広いメガネをかけるのがおすすめです。

また、メガネレンズメーカーからはスポーツタイプの度つきメガネも出ています。動いても落ちたりズレたりしないようフレームが曲線的であることが多く、レンズもカーブのあるフレームに合わせて見やすさも補正されています。スポーツタイプのフレームに度付きで対応できるレンズがあるかどうか、眼鏡店で相談するのも良いでしょう。

素材は丈夫なものを選ぶ

メガネの部位の説明図

ヘルメットを被った際の圧迫からフレームが歪んだり折れたりするのを防ぐためには、丈夫な素材のメガネを選ぶのが良いでしょう。耐久性が高いメタルフレームや柔軟性のある樹脂素材がおすすめです。

特に、メタルフレームの中でも弾力性に優れたβチタンは、ヘルメットと相性の良いフレームだといえます。フレームが柔らかく左右に動くため、無理なくヘルメットに差し込むことができます。さらにメガネのサイド部分のヨロイとテンプルの蝶番が広いものだと、強度が増すため理想的です。

疲れにくく負担が少ないものを選ぶ

テンプルや先セルは細く厚みのないタイプがおすすめ

バイクの走行中は疲れにくく負担が少ないものを選ぶことも重要です。フレームのテンプルや耳かけ部分の先セルがあたって痛いと運転に集中できません。ヘルメットを被っても圧迫感を感じないかけ心地の良いメガネを選びましょう。

テンプルや先セルは細く厚みのないタイプだと、ヘルメットを被った際にこめかみが圧迫されにくいためおすすめです。また、テンプルの形状が曲がっているものよりストレートになっているデザインの方が、耳にかかる負担を軽減できます。

引っかかりにくいものを選ぶ

メガネをかけた際に引っかかりにくいものを選ぶとフレームの型崩れを防げます。細く厚みのない先セルは圧迫されにくい上に引っかかりにくいです。さらに余分な力を加えることなく差し込むことができ、フレームが歪みにくくなります。

また、テンプルとヨロイが噛み合う部分の合口が細いと引っかかりやすくなるため、合口が広いものを選ぶと良いでしょう。

カスタマイズ性で選ぶ

人によって顔のサイズは異なります。そのためカスタマイズできるものを選ぶことで、自分の顔にぴったり合うメガネをかけることができます。特にテンプルの長さが合っていないと、メガネが浮いてしまい、走行中にズレる可能性があります。

テンプルの長さをカットできるメガネなら、耳までの奥行きに合わせて調整することが可能です。ヘルメットに収まりやすくなり、バイク走行中に安定したかけ心地の良いメガネをかけられるでしょう。

カラーレンズは天候や日差しを考慮する

バイクを運転する際は、カラーレンズを取り入れるのがおすすめです。日差しが眩しいと運転中に目をつぶったり目がくらんだりする可能性があります。カラーレンズを使用することで走行中の眩しさを軽減することができます。
また、特殊なコーティングで眩しい光の反射をカットしてくれる偏光レンズにも淡いカラーがあります。天候や日差し対策も考慮して好きなカラーレンズを選択するのも良いでしょう。
ただし濃い色のレンズだと、急に天候が悪くなったり、トンネルなどを走行する際に視界が悪くなったりする場合があります。天候や場所も考慮して薄めのカラーを選ぶと良いでしょう。

バイクに乗る際の
ヘルメットの被り方

ヘルメットは正しい手順で被らないと、フレームが歪んだりテンプル部分が折れたりします。また、メガネがうまく収まらずかけ心地にも影響を与えてしまいます。

特にフルフェイスのヘルメットは密着度が高く、顔とパッドの隙間に余裕がありません。メガネを無理やり入れると顔を傷つけてしまう恐れがあるため、以下の方法で正しくヘルメットを被りましょう。

  1. メガネを外してヘルメットを被る
  2. ヘルメットのシールドを開けてメガネを差し込む
  3. 顔にフィットするようにメガネをかける
  4. シールドを閉める

メガネをかけてバイクに乗る際の注意点

雨の日にメガネをかけてバイクに乗る際は、以下の点に注意しましょう。雨の日は普段以上にシールドの中が曇りやすいです。曇りを解消するためにシールドを開けると、メガネに水滴がついてしまい視界不良になってしまいます。

さらに雨の夜間走行は水滴と対向車のヘッドライトの光でさらに見えにくくなってしまうため危険です。水滴で見えにくいと感じたら、無理に走行を続けずに止まって水滴を拭くようにしてください。

まとめ

バイクに乗る際は安全性とかけ心地を兼ね備えたメガネを選びましょう。視界が保てることはもちろん、疲れにくく負担が少ないフレームだと長時間の走行もストレスなく快適に運転できます。

そのためには、ヘルメットを正しく被ることも意識してください。必ずメガネを外した状態でヘルメットを被り、顔にフィットするようにメガネをかけましょう。

また、ヘルメットを被っても痛くならないようにするには、テンプルの形状や厚み、素材の耐久性や柔軟性も大切です。今回紹介したヘルメットと相性の良いメガネを参考に、ぜひ自分に合うメガネを見つけてください。

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