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眼とメガネの情報室
みるラボ編集部
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眼科の先生に怒られた、という経験はコンタクトレンズを使用する多くの人が一度はあるのではないでしょうか。眼科の先生に怒られるのは、恥ずかしくてもどかしいと感じる方もいるでしょう。怒られた原因はコンタクトレンズの正しい取り扱いができていないからかもしれません。
今回は、眼科で怒られる多くの原因とコンタクトレンズの正しい使用方法を分かりやすくご紹介します。コンタクトレンズを使い慣れている方こそ忘れている情報があるかもしれません。ぜひ最後まで読んでください。
眼科で怒られる理由とは?
コンタクトレンズの使用期限を守らない
コンタクトレンズには、それぞれ使用期限が設けられています。
ソフトコンタクトレンズの場合、1dayなら1日で使い捨て、2weekなら2週間で使い捨て、1monthなら1ヶ月で使い捨てて、新しいレンズへ交換するというルールです。使用期限は、実際にレンズを装用した日数ではなく、開封してからの日数でカウントします。
使用期限を守らず同じコンタクトレンズを使い続けると、コンタクトレンズ自体の性能はもちろん、目のトラブルの原因にもなります。使用期限を守らないことが理由で「眼科の先生から怒られた」という方もいるでしょう。コンタクトレンズの使用期限は必ず守るようにしましょう。
目の違和感を放置する
目の違和感を放置して、間違ったコンタクトレンズの使い方やお手入れを続けると、眼科の先生から厳しく指導されます。
目の違和感は、初期であれば充血や軽い痛み、目やにが出るなどくらいかもしれません。しかし、放置してコンタクトレンズを使い続けると、炎症や感染症などへの悪化や視力の低下につながる恐れがあります。最悪の場合、失明するリスクもあるのです。
こうした目の健康のリスクから、目に異常があるのにコンタクトレンズを使い続けると、眼科の先生に怒られたり厳しく指導を受けたりする場合があります。少しでも目に違和感を感じたらコンタクトレンズの使用は中止し、早めに眼科を受診することが大切です。
処方と異なるコンタクトレンズを自分で購入した
眼科では、処方と異なるコンタクトレンズを自分で購入することを認めていません。これは、目の表面のカーブとコンタクトレンズのカーブ(ベースカーブ)がフィットするよう、正しく選択する必要があるからです。ベースカーブは製品ごとに異なり、素人判断で選ぶにはリスクがあります。
また、もう少し見やすい方がいいなどの理由から、自己判断で度数を強めたり、同じブランドの異なる使用期限のレンズに変更したりすることも認められません。これは、両目の視力のバランスを崩し、目の疲れや視力の低下を招く恐れもあります。
自分の目に合ったコンタクトレンズをつけるため、必ず眼科で処方されたレンズを着用しましょう。
コンタクトレンズを長時間つけっぱなしにしている
コンタクトレンズを付けたまま何日も過ごしたり、就寝時もレンズを付けたままでいると、眼科の先生から厳しく注意を受け怒られるでしょう。なぜなら、角膜異常などの目のトラブルにつながる可能性が高いからです。
また、コンタクトレンズの種類によっては、長時間装用すると酸素不足でトラブルが起きやすくなります。コンタクトレンズの1日の装用時間は、個人差はありますが一般的に12時間程度といわれています。ただし装用時間はレンズや個人差によって異なるため、眼科の先生の指示に従いましょう。万が一目に違和感を覚えた場合は、コンタクトレンズの装用を中止して眼科を受診してください。
コンタクトレンズのお手入れが不十分
コンタクトレンズのお手入れが不十分だと、眼科で注意を受けるでしょう。2weekや1monthのレンズを使う場合は、レンズを外した後に毎日必ずお手入れが必要です。レンズの汚れが付着したまま翌日も装用すると、微生物が繁殖し感染症を引き起こす原因となります。
コンタクトレンズはきれいな手で指定の保存液を使いレンズをこすり洗いし、必ず保存液に入れて保存しましょう。水で保存すると、目には見えない微生物が付着し、目のトラブルにつながる恐れがあります。
毎日きれいにこすり洗いできない場合は、つけ置きタイプの保存液や、眼科の先生に相談し1dayのレンズへ切り替えるのも一つの方法です。
眼科で怒られないケースも
ネット通販での購入
ネット通販でコンタクトレンズを購入しても、眼科で怒られることはありません。眼科にコンタクトレンズの健診に行った際も、コンタクトレンズは眼科で購入するかネットなどで購入するかを聞かれることもあります。
コンタクトレンズは高度管理医療機器ですが、医薬品ではないので処方箋なしで購入しても良いためネット通販で購入しても問題はありません。一般的に、在庫が揃っており安価で購入できることが多いため、ネット通販でコンタクトレンズを買う人は多くいます。うっかり手持ちのコンタクトレンズを切らしてしまいそうになった場合にも、即日発送しているショップもあるため役立つでしょう。
おしゃれなどが目的の利用
注意を受けそうなイメージがありますが、おしゃれを目的としたコンタクトレンズの利用では眼科から怒られません。最近では視力矯正を目的とせず、度の入っていない「おしゃれ用」のコンタクトレンズをつける人が増えています。
また、メガネが似合わないから、子供と遊ぶ機会が多いから、スポーツ時はメガネだと危険だからなど、メガネではなくコンタクトレンズを装用する理由は人によって様々です。コンタクトレンズを装着する目的によって眼科の先生から怒られることはないでしょう。
しかし、どのような目的でも、安全のための基本ルールは守ることが大切です。おしゃれを楽しみながら目の健康も守るために、遠慮なく眼科を受診しましょう。
眼科で怒られない
コンタクトレンズの使用方法
コンタクトレンズの取り扱い方法を守る
コンタクトレンズの使用期限は必ず守りましょう。また、睡眠中や長時間の装用は目に負担をかけるため、12時間以内とするのが理想です。
その他、2weekや1monthのコンタクトレンズの場合はお手入れも重要です。お手入れの行き届いていないレンズを使い続けると、微生物が繁殖し角膜などへのトラブルを起こします。
お手入れに不安がある人は、つけ置きタイプの保存液がおすすめです。また、眼科に相談すればコンタクトレンズの取り扱い方法を正しく教えてもらうこともできます。使用期限は必ず守り、お手入れも適切に行いましょう。
眼科で処方されたコンタクトレンズを使う
コンタクトレンズは、眼科で処方された度数や種類を使えば安全です。レンズの種類は、利用者の希望と目の健康状態、目とレンズのフィット具合を眼科の先生が確認して処方します。
レンズのカーブ具合であるベースカーブは、メーカーや種類によって異なり専門知識が必要です。
また、レンズの種類を自己判断で変更するのは避けましょう。使用期限の異なるタイプを選んだり、同じ使用期限で違う種類のレンズを選んだりするのもNGです。安全に使うために、コンタクトレンズはルールを守って装用しましょう。
定期的に眼科を受診する
コンタクトレンズを装用する方は、定期的に眼科を受診することをおすすめします。自覚症状が少ない目のトラブルがあった際にも、早期に気づくことができます。コンタクトレンズをつけ慣れていると、少しの痛みや違和感を無視してしまう人も多いでしょう。しかし、このような症状が乾燥による目の傷や感染症の兆候である場合、症状が悪化する可能性もあります。症状が重くなると、コンタクトレンズを長期間中止して治療が必要になる場合もあるのです。
受診頻度は3ヶ月に1度のペースで構いません。定期的に眼科でチェックして目の健康を保ち、安全にコンタクトレンズを装用しましょう。
眼科で怒られないカラーコンタクトレンズの使用方法
カラーコンタクトレンズは正しく使う
カラーコンタクトレンズも、通常のコンタクトレンズと同じく正しく使いましょう。コンタクトレンズの購入時は処方箋に書かれた通りのレンズを購入し、使用期限はパッケージを開封した日からカウントします。
カラーコンタクトレンズの1日の装用時間は8時間程度にとどめるのが目安ですが、種類や個人差によって異なるため、眼科の先生の指示に従ってください。
また、カラーコンタクトレンズのお手入れは安全のために重要です。お手入れの行き届いていないカラーコンタクトレンズは微生物が付着し、目のトラブルの原因となります。毎日カラーコンタクトレンズを楽しむためには、正しいカラーコンタクトレンズの使い方が必要不可欠です。
購入時は「高度管理医療機器」の承認番号の有無をチェック
コンタクトレンズは、健康に大きな影響を与える「高度管理医療機器」に指定されています。高度管理医療機器には承認番号がつけられており、ついていないものに関しては日本の安全基準を満たさないコンタクトレンズです。近年ネット通販では様々なカラーコンタクトレンズの取り扱いがあります。その中には海外製もあるため、注意が必要です。海外製がすべて悪いわけではありませんが、着色が落ちてしまうなど目のトラブルにつながる場合があります。
安全性を判断するための一つが「高度管理医療機器」の表示です。通販サイトにも、ページの下の方に明記されているため、購入時にチェックしてください。
定期的な眼科受診で目のトラブルを予防する
一般的にカラーコンタクトレンズは通常のコンタクトレンズよりも目のトラブルを起こしやすいといわれます。カラーコンタクトレンズは酸素の透過率が低いものが多く、おしゃれのために無理な装用を続ける人が多いことも理由の一つです。
異常があった場合にも、定期的に眼科を受診していれば目のトラブルに早く気づくことができ、適切に治療を受けることができます。放置してしまうと状態が悪化し、視力の低下や角膜異常が生じ、メガネ生活を余儀なくされるケースもあります。定期的な眼科受診でトラブルを回避することをおすすめします。
まとめ
今回は、眼科の先生に怒られた理由や怒られないためのコンタクトレンズの正しい使用方法についてご紹介しました。
使用期限や装用時間、処方に従ったコンタクトレンズの購入、適切なお手入れ方法など、コンタクトレンズを使い慣れるうちに適当になってしまうこともあるでしょう。自分に合ったコンタクトレンズを選び、安全に使用することで目の健康を保つことができます。今回ご紹介した情報を参考に、快適なコンタクトレンズ生活を楽しみましょう。
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眼とメガネの情報室
みるラボ編集部
目に関するの様々な悩みについての情報や解決策を発信しています。あなたの「見る」ことに対しての不安や疑問の解決のお手伝いをさせていただきます。
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