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最終更新日:2025.09.29

30代男性のスーツに似合うメガネは?選び方やフレームの特徴を紹介

30代男性のスーツに似合うメガネは?選び方やフレームの特徴を紹介

目次

30代男性は仕事で責任あるポジションを任されることが多くなる年代です。プレゼンや商談などの場面では、スーツにふさわしい服装やアイテムを身につけることで、相手からの信頼を得やすくなります。特に、顔の印象を左右するメガネは重要なアイテムの一つです。

そこでこの記事では、ビジネスシーンに適したメガネの選び方やスーツに似合うメガネのフレームデザインをご紹介します。30代にふさわしい洗練されたスーツスタイルを演出したい方は、ぜひ参考にしてください。

ビジネスシーンに適したメガネの選び方

ビジネスシーンでは、知的で落ち着きのある印象に見せつつ、自分の魅力を最大限に引き出してくれるメガネを選ぶことが大切です。また、ストレスなく着用するには機能性も欠かせません。ここでは、ビジネスシーンに適したメガネ選びのポイントを3つご紹介します。

品格のあるデザインを選ぶ

商談をする男性のイメージ

仕事を成功させるには、周囲の人や取引先から「この人なら安心して仕事を任せられる」と感じさせることが大切になります。仕事ができる印象を与えられる、品格のあるデザインが人気です。

存在感のありすぎるメガネやおしゃれすぎるデザインでは、不真面目な印象を与え相手に不安感を与える可能性があります。ビジネスの場では、違和感のないフレーム選びがマナーといえるでしょう。そのため、幅広い層から支持されるオーソドックスなデザインを選ぶのがおすすめです。

また、フレームカラーにも注意しましょう。派手な色は避け、ブラックやネイビー、濃いグレーなど、ダーク系の色を選ぶと、スーツにもマッチして落ち着きのあるイメージを演出できます。

顔に合うフレームを選ぶ

顔のサイズとメガネの大きさのバランスのイメージ

自分の顔に合うフレームを選ぶことも重要です。ポイントはメガネの横幅と顔の横幅のサイズで、同じ程度の幅であれば、バランスよく見えます。

また、レンズと黒目の位置関係も大切です。黒目がレンズの中央にあると自然な印象に見えますが、黒目がレンズの中央から上下左右にずれていると、相手に頼りない印象や違和感を与えてしまいます。

さらに、テンプルと耳のフィット感や鼻あてが正しく調整できるかどうかも、見た目やかけ心地に影響します。顔に合った適切なメガネを選ぶことで、仕事に支障をきたすことなく、長時間快適に着用できるでしょう。

環境に合う機能性で選ぶ

ビジネスシーンでは、働く環境に合う機能性を取り入れることも必要です。デスクワークはもちろん外出先でもパソコンやスマートフォンを使用することが多い場合は、ブルーライトカット機能がついたメガネをかけることで、目の疲労や頭痛など、体の不調を軽減することができます。

感染症対策や風邪を引いた時などにマスクの着用が義務づけられている職場では、曇り止め機能がついたレンズを選べば、レンズがくもるストレスを大幅に軽減でき、仕事に集中できる環境を整えられます。

また、軽量で壊れにくいフレームもおすすめです。長時間の着用でも疲れにくく、日常での落下や衝撃による破損リスクもおさえられるため、ビジネスシーンで安心して使用できます。

30代男性のスーツに似合うメガネのフレームデザイン

ビジネスシーンでは、フレーム選びによって相手に与える印象が大きく変わります。ここからは、30代男性のスーツに似合う4つのフレームデザインについて詳しく解説します。自分のなりたい印象に近づけられるフレームを見つけて、ビジネスシーンに役立ててください。

1.スクエア

スクエアフレームのメガネ

スクエアは長方形型のフレームです。シャープで洗練されたイメージがあり、真面目で仕事がデキるイメージを演出できます。特に知的な雰囲気のあるメタル素材は、スーツと相性が良く、ビジネスシーンにぴったりです。

プラスチックなどが素材であるセルフレームの場合は少し柔らかい印象になり、親しみやすさと知性を両立できます。上品さを保ちながらも適度なカジュアル感をプラスでき、幅広いビジネスシーンに対応できるでしょう。どんな顔型にも合うフレームですが、特に丸顔や面長顔の方はスクエアと相性が良いです。

2.ウェリントン

ウェリントンフレームのメガネ

ウェリントンは四角形型のフレームで、縦幅があり丸みを帯びた形状が特徴です。品格のある知的な雰囲気に穏やかさが加わり、相手に安心感を与えます。ビジネスシーンで信頼感を演出しつつも、温かみのある人柄を演出できるでしょう。

レトロな印象のフレームのため、スーツの色味と同系色のフレームカラーを選べばクラシックで落ち着きのあるスタイリングに仕上がります。比較的どのような顔型にもなじみやすいフレームですが、特に相性が良いのは、面長顔やベース型の方です。

3.コンビネーション

コンビネーションフレームのメガネ

コンビネーションフレームは、メタルフレームとセルフレームが組み合わさったデザインが特徴です。モダンで落ち着いた印象が魅力で、30代男性の品の良さを引き立てることができます。特にメタル部分に彫金装飾が施されたデザインは、より高級感を演出したい方におすすめです。

メタル素材の知的でクールな印象とセル素材の持つ親近感を併せ持つため、ビジネスシーンで相手に威圧感を与えることなく、スマートで信頼できる印象を演出することができるでしょう。

4.ボストン

ボストンフレームのメガネ

ボストンは、逆三角形の形状をした丸みのあるフレームです。クラシックで柔らかな雰囲気のデザインは、30代男性の若々しさを活かしつつ、上品で落ち着きのある大人な印象を作ることができます。

ビジネスシーンでは、優しい雰囲気が相手に安心感や親近感を与え、スムーズなコミュニケーションの手助けとなるでしょう。知的さを強調するならメタル素材、穏やかな印象を重視するならセルフレームがおすすめです。ボストンは、四角顔や逆三角形顔の顔型の方と相性が良いとされています。

よくある質問

ビジネスシーンではプライベートで使用するメガネとは異なり、相手に与える印象を考えて選ぶことが大切です。ここからは、30代男性のスーツに似合うメガネ選びでよくある質問について回答します。

ビジネスの場ではメガネを変えた方が良いですか?

個人の考えにもよりますが、スーツを着る場面に応じてメガネを変えることで、相手に与える印象を効果的に演出でき、ビジネスを円滑に進めやすくなります。例えば、大切な商談や重要な会議では、きちんとした印象を与えるスクエアやウェリントン、普段の社内ミーティングなら、柔らかい雰囲気のボストンを合わせるなど、状況に適したメガネの着用が効果的です。

ビジネスシーンでカラーレンズを使用しても大丈夫ですか?

カラーレンズは、レンズの濃度が10%以下の透明に近い色であれば職場でも違和感なく着用できます。ただし、重要な商談や打ち合わせでは、相手に与える印象を考慮し、カラーレンズではなく透明なレンズを選ぶのが無難です。
なお、カラーレンズには眩しさをやわらげ視界をクリアにする効果があるため、長時間のパソコン作業や会議室の照明による疲れを軽減できます。状況に応じて使い分けてください。

メガネのメンテナンスはどのようにしたら良いですか?

メガネのメンテナンスは、セルフケアだけではなく3ヶ月に一度は店舗でのフィッティング調整を行うのがおすすめです。メガネは使っているうちにネジがゆるんだり、フレームが歪んだりして、かけ心地や見え方が変わってしまいます。専門店で定期的にメンテナンスを行うことで、快適な使用感と見た目を維持することができます。

まとめ

ビジネスシーンでは、相手に信頼感や誠実さを与え、自分の魅力を相手に伝えることが重要です。特にスーツに似合うメガネを見つけるには、フレームデザインの持つイメージから、見せたい印象を演出できるものを選びましょう。

また、フィッティングで顔に合うメガネを選択すれば、より自分の魅力を表現することができます。今回ご紹介した30代男性のスーツに似合うフレームデザインを参考に、自分に合うメガネで品格のある着こなしを目指してください。

参考文献

出典:株式会社ビープライス「メガネ何本持ってる?2本以上所有している人は66.2%、使っていないメガネはどうしてるか等メガネに関するアンケート調査結果」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000047132.html

執筆者プロフィール

弥づき 飛ろ(やづき ひろ)

服飾デザイナー/ファッションライター


ファッション系デザイン専門学校を卒業後、32年間服飾デザイナーとして活動。
20年間一部上場アパレルメーカーにおいて、服飾ブランドのイメージからシーズンテーマ、企画提案、デザイン業務まで幅広く対応してきた。
服のスタイリングや色の組み合わせ、小物の提案を得意とする。
美容マニアで、美容クリニックやエステ、脱毛、コスメなどの体験談を発信するうちに、美容好きが高じて、現在は、ファッションと美容専門ライターとして活動している。

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