メガネ
最終更新日:2024.08.28

メガネの選び方を徹底解説!似合うフレーム選びのポイントを紹介!

この記事の執筆者

あさ

イメージコンサルタント

メガネの選び方を徹底解説!似合うフレーム選びのポイントを紹介!

目次

「似合うメガネがなかなか見つからない」という方も多いのではないでしょうか。メガネは顔型によって似合うフレームの形状が異なります。さらに、選ぶ素材によっても顔の印象が大きく変わるため、メガネの形状や素材選びは非常に重要です。

また、メガネが似合わないと感じるのは、黒目の位置とレンズの位置が合っていないからかもしれません。黒目の位置がレンズの上や下にあると、かけた時に違和感が生じやすくなります。

この記事では、メガネを選ぶ前に押さえておきたいポイントや顔型に似合うフレーム、さらに黒目の位置の合わせ方についても解説しています。メガネが似合わないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

メガネの選び方

メガネを選ぶ際には、顔型に合ったフレームであることと、顔のサイズに合っているかが重要なポイントです。そのポイントを押さえるだけで、あなたに似合うメガネを探すのがグッと簡単になります。

メガネ選びに悩んでいる方は、まずは顔型とサイズの合わせ方を学んでいきましょう。

ステップ1 :
顔型をチェック

メガネを選ぶ際に、まずは自分の顔型をチェックしましょう。
顔型のみで必ずしも似合うメガネが決まるわけではありませんが、メガネを選ぶ際のガイドになってくれます。顔の縦の長さが長い・短い、顔全体に丸みがあるか直線的かによって、一般的に5つに分けられます。
特徴を踏まえて、ここでは「丸顔型・面長型・卵型・逆三角型・ベース型」に分けて解説します。

ステップ2 :
顔型に似合うフレームを選ぶ

メガネのフレームの種類

顔タイプをチェックしたら、自分の顔型に似合うフレームを選びましょう。
それぞれの顔型の特徴や雰囲気に合わせて、似合うフレームは異なります。またどのような印象を与えたいか、という視点からフレームを選ぶのもおすすめです。

1 : 丸顔型

フレームの形も丸いものから選ぶのがおすすめ

丸顔型は頭のハチが張っていて、顔の縦幅と横幅の長さがほぼ均等な型です。顔の輪郭は丸く、頬がふっくらしていてあごも丸みを帯びています。丸顔型に似合うフレームは、顔の輪郭と同じ丸いタイプのフレームです。丸顔の持つ柔らかな雰囲気をより際立たせてくれるでしょう。

また、丸顔型は顔の長さが短めの方が多く、顔を長く見せるために縦幅が狭いタイプを選ぶのがおすすめです。ハーフリム(ナイロール)タイプなら、顔を長く見せる効果が期待できます。掛けるだけでスタイリッシュでおしゃれな印象に仕上がります。オーバルも縦幅が短く丸顔型の顔を長く見せる効果が期待できます。

反対に丸みをやわらげてすっきりシャープな印象に見せるならスクエアもおすすめです。顔を引き締めて大人っぽくするには、メタルフレームを選ぶと知的な雰囲気もプラスされます。
さらに、メガネはフレームの太さも印象を左右します。太めのフレームは若々しく、細めのフレームを選ぶとスタイリッシュな雰囲気になります。

2 : 面長型

フレームは横幅のハリが少なく上下の幅があるものがおすすめ

面長型は顔のラインは楕円形ですが、ハチは張っておらず上下に長さがあります。そのため、顔の長さを強調しない、レンズの縦幅がしっかりあるメガネを選ぶのがおすすめです。さらにブリッジやテンプルが下についているタイプだと、横から見た時にも顔の長さを短く見せる効果が期待できます。

フレームは、横幅が広くなく上下の幅があるウェリントンやボストンが似合います。ボストンなら可愛い印象になり、ウェリントンなら大人っぽい印象に仕上がるでしょう。面長型には基本的にフルリムがおすすめですが、レンズの下側にだけフレームがあるアンダーリムも、顔の長さを短く見せるのに効果的です。

面長型のシャープな印象をやわらげるなら曲線ラインのオーバルを選ぶと良いでしょう。ただし、縦幅が短いと顔の長さを強調してしまう可能性があるため、縦幅が広いタイプを選ぶのがポイントです。反対にハーフリム(ナイロール)タイプは、顔の長さを強調してしまうため、選ばないようにしましょう。

3 : 卵型

卵型はどんな形のメガネも似合います

卵型は頭のハチが張っておらず、バランスのとれた顔型をしています。丸いフレーム、四角いフレーム、上下に幅のあるものやないもの、すべてのメガネが似合うといわれています。そのため、なりたい印象でメガネを選ぶことが可能です。

可愛い印象なら丸いラウンドを選ぶと良いでしょう。一般的に正円は個性が強くなるため、若干楕円になったタイプを選ぶことが多いのですが、卵型は正円タイプを選んでもバランスよくかけられます。シャープな印象になりたい場合には、スクエアやウェリントンなどの四角ベースのフレームがおすすめです。

また、ブローラインやクラウンパントなどの個性的でおしゃれなメガネを取り入れてみると、新しい魅力を引き出せるかもれません。フレームの素材やカラーなど、ファッションに合わせたり利用シーンに合わせたりすることで、より理想の自分を演出することができるでしょう。

4 : 逆三角型

フレームの横幅がしっかりあるもので顔の短さを強調しないメガネがおすすめ

逆三角型は頭のハチが張っていて、顔の長さが短くあごに向かって細くなっている逆三角形の顔型です。そのため、顔の短さを強調しないメガネを選ぶのが良いでしょう。フレームの横幅が広めのウェリントンや縦幅の短いスクエアが良く似合います。

リムがセルフレームでテンプルやブリッジ部分がメタル素材になったコンビフレームなどもおすすめです。逆三角型の方が持っている知的でキュートなイメージをより際立たせてくれるでしょう。

また、逆三角型は顔のラインがすっきりしていて小顔に見えるのが特徴です。
クールな印象も持ち合わせているため、柔らかい雰囲気を演出したい場合は、丸みのあるラウンドやオーバルを選ぶと良いでしょう。逆三角型の知的さも活かしながら大人っぽさを演出することができます。

5 : ベース型

台形でフレームの横幅がしっかりあるものがおすすめ

ベース型は頭のハチが張っており、直線的でホームベースのような形をしています。あごはシャープですが、存在感があまりないのが特徴です。意志のはっきりした知的な印象を持っています。ベース型には、フレームの横幅がしっかりあるウェリントンやボストンがおすすめです。

ベース型は顔の輪郭が四角いため、角に丸みのあるウェリントンがよく似合います。特にベース型のエラをやわらげるには、逆三角形の形をしたボストンが最適です。可愛らしい印象もプラスされるでしょう。さらに太いリムを選ぶと、顔を引き締める効果が期待できます。

しっかりした知的なイメージが強いため、優しい雰囲気になりたいなら顔になじむピンクやベージュのセルフレームや華奢なメタルフレームを合わせるのも良いでしょう。

ステップ3 :
黒目の位置を確認する

黒目の位置もメガネが似合うための大切なポイントです。黒目はレンズの中央からやや内寄り(5mm程度)、やや上寄り(5mm程度)にあるのが理想的といわれています。ここでは、黒目がずれている場合のメガネの選び方について解説します。

1 : 黒目の位置が上の方にずれている場合

黒目の位置が上の方にずれている場合は、ブリッジの幅が広くメガネが下がっている可能性が考えられます。見た目にも不自然で少し頼りない印象を与えてしまいます。フレームが一体型や固定式だと鼻幅にぴったり合わせるのが難しいため、自分の鼻幅に合わせて調節できる鼻パッドつきのメガネを選びましょう。

2 : 黒目の位置が下の方にずれている場合

黒目の位置が下の方にずれている場合は、鼻幅に対してブリッジ幅が狭いかもしれません。特にフレームの上部が眉にかかってしまうと、間の抜けた感じで顔のバランスが悪くなります。周りに違和感を与えてしまうため、ブリッジ幅の広いメガネを選ぶと解決するでしょう。

3 : 黒目の位置が外側にきてしまう場合

黒目の位置が外側にきてしまう場合は、メガネのサイズが小さすぎる可能性が考えられます。黒目がレンズの外寄りにあることで目が離れた印象になりがちです。顔が大きく見えたり、立体感のないのっぺりとした顔に見えたりするため、横幅の広いメガネを選びましょう。

4 : 黒目の位置が内側にきてしまう場合

黒目の位置が内側にきてしまう場合は、メガネのサイズが大きすぎるのが原因だと考えられます。黒目がレンズの内側にきてしまうと、寄り目に見えてしまいます。寄り目は普段の印象よりもきつく見えてしまう可能性があるため、ブリッジ幅が狭く顔の輪郭に合ったメガネを選ぶのがおすすめです。

ステップ4 :
顔全体とのバランス

自分に似合うメガネを見つけるには、以下のような基準で選んでみましょう。

1 : メガネフレームの縦幅

似合うメガネの最適なバランスイメージ

眉からあごまでの長さの3分の1が最適なメガネの縦幅です。

縦幅が顔に対して大きすぎるとビジネスやフォーマルの印象が薄れ、オフの日のメガネに見えてしまいます。逆に、縦幅が小さすぎると、顔が大きく見えてしまいます。

2 : メガネフレームの横幅

メガネフレームの横幅は、顔の横幅と同じくらいもしくは、顔の横幅よりやや狭めが最適な大きさです。
顔の幅よりもメガネフレームがはみ出てしまうと、顔が大きく見えてしまいます。

メガネに記載されているサイズをもとに、自分でメガネフレームの横幅を知る方法もあります。メガネフレームのテンプル内側には、以下のような数字が刻印されています。

サイズ表記説明の図

《サイズ表記の例》
50□19 138

この数字は、それぞれ、以下のようにメガネの各パーツのサイズを示しています。

①50:片方のレンズの横幅
②19:ブリッジ(鼻部分)の幅
③138:テンプル(サイド部分)の長さ

フレームのおおよその横幅は「片方のレンズの横幅×2+ブリッジの幅」で計算することができます。
上記例の場合には「50×2+19=119(ミリメートル)」です。

セル部分の厚さはこの計算結果には含まれないため、太めのセルフレームの場合には横幅はさらに大きくなります。眼鏡店のホームページにも上記の数字は記載されている場合が多いため、手持ちのメガネの数字と比べて参考にするのも良いでしょう。

まとめ

似合うメガネは、顔型によって異なります。好きなデザインのみで選ぶのではなく、自分の顔型を知って似合うフレームを試してみてください。

また、黒目とレンズの位置を確認して顔のサイズに合ったメガネを選ぶことも大切です。自分ではなかなか判断ができないという場合は、店頭でプロに見てもらうと良いでしょう。

リムのデザインや素材も意識して見てみると、メガネ選びが楽しくなりますよ。今まで似合わないと思っていたフレームが似合うかもしれません。今回紹介した似合うメガネ選びのポイントを参考に、自分にぴったりの1本を見つけましょう。

執筆者プロフィール

あさ

イメージコンサルタント


骨格診断・パーソナルカラー診断を使って、自分に「似合う」だけでなく自分を「好き」になるファッションのアドバイスをしている。
百貨店での勤務経験と、パーソナルカラーなどファッションに関する資格を取得し、イメージコンサルタントとして独立。
似合う色と好きな色が異なることで、ファッションを楽しめずにいた経験から、「似合う」と「好き」に落とし込むのを得意とする。
骨格診断・コスメ領域の勉強を活かしたトータル提案のほか、記事執筆などの情報発信も行う。

おすすめコラムRECOMMENDED COLUMN

人気コラムランキングRANKING

その他メガネコラムOTHER COLUMN

目次を
見る
閉じる