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最終更新日:2024.03.04

フォーマルな場面でのメガネはどうするべき?選び方や冠婚葬祭でのマナーを徹底解説!

眼とメガネの情報室 みるラボ

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眼とメガネの情報室
みるラボ編集部

フォーマルな場面でのメガネはどうするべき?選び方や冠婚葬祭でのマナーを徹底解説!

目次

冠婚葬祭などフォーマルな場面では、その場に相応しい服装を用意しますよね。普段メガネをかけている方は、そのままでも良いのか悩んだことがあるのではないでしょうか。フォーマルな場面でかけるメガネを選ぶうえでのポイントを押さえておけば、もう悩む必要はありません。
この記事ではおすすめのメガネの選び方を、冠婚葬祭でのマナーをふまえてご紹介します。

フォーマルな場面での
メガネの選び方

冠婚葬祭などのフォーマルな場面では、メガネもその場に合うものを選ぶことが大切です。
フォーマルな場面でのメガネの選び方を、次の4つのポイントで解説します。

  • 服装に合わせる
  • TPOに合わせる
  • カジュアルすぎないものを選ぶ
  • クリアレンズのメガネを選ぶ

服装に合わせる

フォーマルな場面では、そのシーンに合わせて普段とは違う服装を用意しますよね。メガネも普段使いものもから服装に合わせたものを選ぶと良いでしょう。

結婚式

結婚式では女性はドレスや着物、男性はスーツを着用するのが一般的です。
ドレスや着物には上品な印象のゴールドのフレームや、テンプルにストーンがついた少し華やかなメガネが似合います。服装の色と真逆の色のメガネを選ぶと、ちぐはぐな印象やメガネだけが目立った印象を与えてしまうことになるため注意しましょう。

男性はスーツに合わせて、スタイリッシュなデザインのものを選ぶのがおすすめです。落ち着いたカラーのフレームや金属のフレームで、あまり大きすぎないデザインが良いでしょう。

お葬式

お葬式でえらぶメガネのイメージ

お葬式の場面では、男女ともに黒い喪服を着用します。
カラフルな色合いのメガネは、黒い服装の中で悪目立ちしてしまいます。黒い服装になじむ、落ち着いた色合いのメガネを選びましょう。

TPOに合わせる

冠婚葬祭の場面では、TPOに合わせてメガネを選ぶことも大切です。

お葬式の場では故人への哀悼の意を表すために、黒の喪服を着用します。パール以外のアクセサリーを身につけたり、カバンやハンカチなどの小物も黒で統一させるのが一般的です。カラフルな色合いのメガネや、ストーンのついた煌びやかなメガネはお葬式の場には相応しくないため注意しましょう。

また、フレームの形が個性的なものや太いフレームのものなども、不謹慎に見えてしまう恐れがあります。

結婚式や入学・卒業などの式典などのお祝いの場では、上品なものや少し華やかなデザインのメガネでも問題ありません。しかし、結婚式や式典に参列する場合には、主役は自分ではないということを意識しましょう。主役以上に目立ってしまうような装いは避け、メガネも華美すぎないようにすることが大切です。

カジュアルすぎないものを選ぶ

カジュアルすぎないメガネ

フォーマルな場には、カジュアルなメガネは相応しくありません。お葬式だけでなく、お祝いの場である結婚式や式典でもカジュアルすぎるものは選ばないことが望ましいです。

メガネの色・サイズ・デザイン・素材の選び方によってはカジュアルな印象になる場合があります。赤やオレンジなどの派手な色のほか、黒やブラウンなどの落ち着いた色でもフレームの太さや素材によってはカジュアルな印象を与えてしまうため注意しましょう。

顔の半分ほどを覆うようなサイズの大きいものや、奇抜なデザインのものもフォーマルな場では悪目立ちしてしまう可能性があります。

クリアレンズのメガネを選ぶ

フォーマルな場では、クリアレンズのメガネが相応しいです。サングラスのようなレンズに色がついたタイプのメガネは、フォーマルな場面では避けましょう。

紫外線や光の量によってレンズの色が変わる調光レンズもありますが、特に結婚式では屋外に出る場面も多くあります。屋外での集合写真の撮影の際にレンズの色が濃くなってしまう恐れもあるため、調光レンズもフォーマルな場では避けたほうが無難です。

弱視や目の事情によって色つきのレンズを着用している場合には、気にする必要はありません。失礼ではないかと気になる場合には、あらかじめ主催者に事情を伝えておくと良いかもしれません。

フォーマルな場面での
メガネのマナーはある?

どんなメガネをかけるかも重要ですが、清潔できちんとお手入れされたメガネをかけることもマナーの一つです。歪んだメガネをかけていたり、汚れがついていたりすることのないようにしましょう。

フォーマル用のメガネを用意している方は、事前にメガネをチェックしておくことをおすすめします。万が一問題を見つけた場合には、眼鏡店でメンテナンスしてもらいましょう。

かける前にはレンズに曇りや汚れがないか確認し、レンズを磨いておきます。クリーナースプレーや曇り止めスプレーを活用するのもおすすめです。

【シーン別】フォーマルな場面におすすめのメガネと
避けたほうが良いメガネ

結婚式におすすめのメガネと避けたほうが良いメガネ

おめでたい席である結婚式では、上品でおしゃれなメガネがおすすめです。
具体的な例を挙げて結婚式におすすめのメガネと避けた方が良いメガネの特徴をご紹介します。

上品でスタイリッシュなメガネがおすすめ

上品でスタイリッシュなメガネ

ドレスや着物には上品な印象のゴールドやシルバーのメタルフレームのメガネや、ストーンがついた少し華やかなメガネがおすすめです。フレームがあまり目立たないものや、ストーンのついたタイプは花嫁さんのメガネとしても、よく選ばれます。

男性はスーツに合わせてスタイリッシュなメガネが相性が良く、メタルフレームやフレームレスのタイプがおすすめです。

二次会だけの出席やカジュアルなパーティーの場合には、明るいカラーのセルフレームなどを服装に合わせた色合いで選ぶのもおしゃれにきまります。

フラッシュや照明の光がレンズに反射してしまうこともあるため、反射防止を施しておくと良いでしょう。特に、新郎新婦は写真撮影が多いため、結婚式の日だけコンタクトレンズにする場合も多いです。

主張が強すぎるメガネは避けたほうが良い

結婚式では太いフレームや派手なカラーなど、主張の強すぎるメガネはメガネの印象が勝ってしまうため、避けた方が無難です。

ドレスや着物、スーツとのバランスも重要です。カジュアルすぎるデザインやドレスと合わない色のメガネは、ちぐはぐな印象になってしまいます。

また、あまり目立つものや華美すぎるものも、結婚式の場では避けた方が良いでしょう。結婚式の主役は新郎新婦のため、新郎新婦よりも目立ってしまうことは望ましくありません。

お葬式におすすめのメガネと避けたほうが良いメガネ

お葬式では、故人への哀悼の意を表すための装いをすることが重要です。
お葬式の場面でのおすすめのメガネの選び方と避けた方が良いメガネをご紹介します。

落ち着いたシンプルなメガネがおすすめ

落ち着いたシンプルなメガネ

お葬式では故人への哀悼の意を表すために、上品で落ち着いたシンプルなデザインのメガネをかけましょう。

黒の喪服を着ることが一般的なため、それに合わせた黒やネイビー、ダークグレーなどの色を選んでください。フレームもシンプルな細いタイプで、装飾やデザイン性のないメガネが望ましいです。

メタルタイプの場合はゴールドは避け、いぶし銀のような落ち着いた雰囲気のものを選ぶようにしましょう。レンズにふちのないフレームレスのタイプもおすすめです。

派手なデザイン・色は避けたほうが良い

お葬式では哀悼の意を伝えるために、華やかさのある派手なデザインや色は避けましょう。
赤や黄などおめでたいことを連想させる色や、ゴールドやストーンつきなど華やかなメガネは好ましくありません。

黒やグレーなどの落ち着いたカラーでも、デザインが奇抜なものやカジュアルなテイストのものは避けた方が無難です。レンズサイズの大きなものやテンプルにデザインが入っているものも、お葬式の場にはそぐわないでしょう。
ふざけた印象を与えてしまい、お悔みの気持ちがきちんと伝わらない恐れがあります。

入学式・卒業式におすすめのメガネと避けたほうが良いメガネ

入学式や卒業式などのお祝いの式典では、少しの華やかさとトレンド感のあるメガネがおすすめです。ここでは、具体的におすすめのメガネと避けた方が良いメガネをご紹介します。

トレンド感のあるメガネがおすすめ

トレンド感のあるメガネ

入学式や卒業式では洋服との組み合わせや流行を取り入れたメガネで、おしゃれなパパママの装いをするのがおすすめです。

男性は、スーツに合わせたカジュアルすぎないセルフレームや、スタイリッシュなフレームレスでスマートでおしゃれな印象のパパを演出しましょう。

女性はスーツやワンピースの色に合わせ、上品な印象がおすすめです。トレンド感のあるウェリントン型やボストン型で、流行をおさえつつも上品で優しげなスタイルができあがります。

写真撮影が多いため、いつもより慎重なメガネ選びが大切です。

派手すぎる・カジュアルなメガネは避けたほうが良い

入学式・卒業式の場では、派手すぎる色やデザインやカジュアルなメガネは避けたほうが良いでしょう。

式典での主役はあくまで子供のため、主役よりも目立ってしまう装いは相応しくありません。
また、スーツやワンピース・着物などの正装をする場では、カジュアルすぎるメガネは浮いてしまいます。カジュアルな色やデザインのものも避けたほうが無難です。

サイズが合っていないメガネや汚れているメガネもだらしなく見えてしまうため、メガネのメンテナンスをきちんと行っておきましょう。

【男女別】フォーマルな場面におすすめのメガネ

TPOに合わせてメガネを複数持っておくといざという時にも便利です。
しかし、メガネは価格が安いものでもないためそれぞれの場面に合わせたメガネを用意するのは、大変ですよね。そんな場合には、どんなフォーマルシーンでも対応できるメガネを1本用意しておきましょう。

例えば、フチなしのタイプのフレームなどシンプルなデザインは、フォーマルなシーンにメガネを強調しないで合わせやすいです。

次に、男女別のフォーマルな場面でのおすすめのメガネをご紹介します。

女性におすすめのメガネ

グレーのオーバルメガネ

女性がフォーマルシーンで使うおすすめのメガネは、黒やブラウン、グレーなどの落ち着いたカラーです。

お葬式の場面でも使うことを考えると、メタルフレームでもゴールドは避けたほうが良いでしょう。シンプルな細めのフレームで、テンプル部分にもデザインや装飾のないものが無難です。形はスクエア型・オーバル型・ウェリントン型・ラウンド型から、顔の形に合うものを選びましょう。

レンズのサイズが大きすぎるものや、極端に丸や四角の形に近いものはカジュアルな印象を与えてしまいます。

男性におすすめのメガネ

メタルフレームの細めのシルバーのメガネ

男性のメガネも、黒やネイビー、グレーなど落ち着いたカラーがおすすめです。
メタルフレームの場合は落ち着いた細めのシルバーを選びましょう。男性の場合はスクエア型がフォーマルな場面には最も相応しく、スタイリッシュな印象を与えてくれます。

フレームの太さが太すぎるとカジュアルに見えてしまうため、シンプルな細めのものかフレームレスタイプを選びましょう。下半分のみフレームがないハーフリムタイプも、フォーマルな場面にはよく合います。

テンプルに入った柄も、短髪の男性では目立ってしまうことがあるため注意が必要です。

まとめ

今回はフォーマルなシーンでのメガネの選び方と、冠婚葬祭それぞれのシーンにおけるマナーをご紹介しました。

結婚式やお葬式などのフォーマルな場には守らなくてはならないマナーが多く、難しく感じてしまいがちです。マナーを押さえたメガネを選ぶことで、お祝いや哀しみの場でその思いをきちんと伝えられるようになります。

フォーマルシーンに合わせたメガネを用意しておくことで、急な場面でも慌てずに対応できるようにしておきましょう。

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