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最終更新日:2024.02.29

たれ目の基準は?特徴や与える印象、原因などを解説!おすすめのメイクやメガネも紹介

この記事の執筆者

yuko

メイクアップアーティスト / メイク講師

たれ目の基準は?特徴や与える印象、原因などを解説!おすすめのメイクやメガネも紹介

目次

目尻がキュッと上がってすっきりとした美人系の印象の目の形(つり目)とは反対に、たれ目は可愛らしさや柔らかさを感じる目の形です。目尻が下がっていて男性にも人気がある目の形といわれており、たれ目に見せる「たれ目メイク」も人気です。

今回は、たれ目の人に似合うメイクやメガネの選び方をご紹介し、たれ目に近づく方法も解説しています。たれ目の人もたれ目になりたい人も是非参考にしてください。

そもそもたれ目の基準は何?

たれ目イメージ

愛され顔とされるたれ目の基準は、目頭から目尻を一直線で結んだ時、目尻側が下がった目の形を指します。極端に目尻側が下がっているというわけではなくても、笑い方や筋肉のつき方などで、ぱっと見た印象がたれ目に見える方もいます。

たれ目の特徴と与える印象

たれ目が与える印象と特徴を解説します。

笑顔が可愛い

たれ目の特徴と与える印象

たれ目は目元が柔らかい印象になり、全体的に笑顔に近い表情になります。笑顔は周りの人に安心感や親近感を与えるため、真顔でいる時でも笑っているように見えるたれ目は、優しく穏やかな印象を与えるのが特徴です。笑うとさらに目尻が下がってたれ目が強調されるため、笑顔が可愛いと感じる人は多いでしょう。

男性にモテる

目元に丸みがある曲線的な目の形であるたれ目は、見る人に幼さや可愛らしさを印象づけます。目尻が下がっていると困った表情に見えるため、「助けてあげたい」「守ってあげたい」という庇護欲(ひごよく)をかきたてられる男性には人気といわれています。おっとり系、癒し系の女性がモテる理由の一つでもあります。

「頼りない」「しっかりしてなさそう」というマイナスな一面も

良い印象を与える反面、ややマイナスな印象を与えてしまうこともあります。目尻が下がっていると「頼りない」「しっかりしてなさそう」という印象になり、本来の性格とは関係なく誤解を与えることがあるかもしれません。目だけでなく眉毛も下がっていると、同じような印象を与えてしまいます。

つり目との違いは?

つり目イメージ

つり目とは、たれ目とは逆に目頭から目尻を一直線で結んだ時、目尻側が上がった目の形を指します。目尻にかけて目の縦幅が狭くつり上がると、たれ目とは対照的にクールビューティーな印象です。そのため、かっこいい女性・美人顔といった雰囲気の方が多いです。

人によっては、少しきつい印象を与えることもあるため、少し近寄りがたいと思われてしまうこともあるかもしれません。

たれ目・つり目になる原因とは?

たれ目、つり目になる原因は遺伝的要因が大きいです。それ以外にも筋肉の使い方や加齢によっても変化していきます。

遺伝的要因

目だけではありませんが、外見は両親から引き継がれる部分が多いため、例えば両親がたれ目なら子供もたれ目、両親がつり目なら子供もつり目になる可能性が高くなります。

筋肉

目にはまぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋や、目の周りを囲む眼輪筋などの筋肉があります。眼輪筋が発達していると、ぷっくりとした涙袋がでやすいため、たれ目に近くなる傾向があります。

頬骨上の筋肉が発達していると、目尻と側頭筋がぐいっと引っ張られて目も引きあがるため、つり目に近くなります。普段の筋肉の使い方や表情ぐせで、発達したり弱まったりします。

加齢

目の周りの皮膚はとても薄くデリケートなため、加齢によるサインが出やすいパーツです。徐々にハリが失われていくと目元が下がってくるため、若いころはつり目だったのにたれ目になってきたという方もいるでしょう。

肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンは20代前半をピークに徐々に減少していき、顔全体の印象も大きく変わります。早めにエイジングケアを行い、うるおいやハリを肌に与えることが重要です。

たれ目さんにおすすめの
メイク方法を紹介

おすすめのメイク方法をご紹介します。たれ目の人は丸目で、はっきりした顔立ちの方が比較的多いため、ナチュラルメイクでも十分に変化します。

目尻のアイラインは平行を意識

下がっている目尻をぐっとはね上げようと、いわゆるキャットラインのような角度のあるラインにすると、まぶたがじゃまをして不自然な仕上がりになってしまうことがあります。

しっかりアイラインを引くよりは、目尻から自然に上げすぎず、下げすぎず、真横に引いていきましょう。目の横幅も程よく拡張され、目力がアップします。
まつ毛の間を埋めるのはペンシルアイライナーを使い、目尻のみリキッドアイライナーを使うと失敗が少なくおすすめです。

黒目の上にラメ

アイシャドウを2~3色使って、横割りグラデーションを作りましょう。

黒目の上にラメをいれると、目の縦幅が強調され印象的な目元が作れます。また、目頭にもラメを入れると瞳に反射してうるみ目になるため、たれ目の持つ優しく可愛らしい雰囲気にも合います。

アイシャドウグラデーションイメージ
メイクのポイント

まつ毛は縦を意識

メイクのポイント

流し目風に目尻を強調してマスカラを塗るとたれ目が強調されるため、まつ毛をビューラーで根元から立ち上げ、縦を意識してメイクをしましょう。マスカラのつけ方は、根元から毛先に向かって縦に長く、セパレートするように塗ると良いでしょう。

たれ目さんにおすすめのメガネ

たれ目さんにおすすめのメガネ

たれ目の人には、目尻にやや角度のあるフレームがおすすめです。目尻が上がって見える効果があるため、たれ目を程よくカバーしてくれる効果が期待できます。

1:フレームの色・カラー

フレームの色は、目の形よりも、瞳の色や肌や髪の色と合わせて選ぶ方がよりしっくりくる場合があります。

たれ目の特徴である優しい雰囲気を強調したい場合は、カラーははっきりした色味よりもブラウン系やボルドー系の柔らかいもので、フレームも太すぎないものが良いでしょう。

ただし、フレームの色は、目の形よりも、瞳の色や肌や髪の色と合わせて選ぶ方がよりしっくりくる場合があります。フレームはパーソナルカラー診断を基に判断するのもおすすめです。自分に似合う色を知っていれば、メイクやファッションにも活かせます。

2:フレームのライン

たれ目の方には四角がおすすめです。

フレームは大きく丸と四角に分けられますが、たれ目の方には四角がおすすめです。好みによりますが、丸いフレームはより目の丸さを強調し、全体的に丸々して見えることがあります。

四角いフレームはすっきりシャープな印象になるため、たれ目の柔らかい雰囲気とバランスが取れるでしょう。

3:フレーム・レンズの形状

ハーフリムタイプのメガネ

たれ目の人にはフルリムとハーフリム(ナイロール)がおすすめです。
フルリムとは、レンズ全体を囲んでいるタイプのフレームで、ハーフリムとはレンズの上半分だけを囲んでいるタイプのフレームです。

これらのフレームはシャープな印象を与えるため、たれ目の柔らかい雰囲気を中和してくれます。
フルリムはフレームにもよりますが、ハーフリムよりもフレーム部分が多いため、顔の印象が変わりやすくなります。ご自身のたれ目具合と、どんな印象を与えたいかで、フレームを選ぶと良いでしょう。

フレームやレンズの形状は目の形よりも、顔の形で選ぶ方がしっくりくることがあります。

つり目さんが
たれ目になる方法を紹介

目尻がつり上がってきつく見られてしまったり、怖いと思われてしまうこともあるつり目さんに、柔らかくて優しい印象のたれ目になれる方法をご紹介します。

1:メイクでたれ目になる方法

メイクのポイント

メイクでつり目をたれ目に見せることができます。

アイシャドウを塗る際、グラデーションで目尻側に向かって濃くなるように、色味のポイントを目尻側に置きます。アイラインをやや下げぎみに引き、下まぶたの三角ゾーンに濃い色味で影をつけることで、たれ目に近づけます。

メイクのポイント

涙袋を強調するとたれ目に近づくため、うっすらと涙袋ラインを引き、明るめのコンシーラーやラメを使ってぷっくり感を出しましょう。

マスカラを塗る時は、下まつ毛もしっかり下げるようにつけ、上のまつ毛は目尻に向かって流すようにつけましょう。まつ毛が自然に流し目風になるためたれ目に近づきます。

2:セルフケアでたれ目になる方法

少しでもたれ目の印象に近づけたいなら、マッサージで筋肉のこりをほぐすのも良いでしょう。目の周りの筋肉が緊張し硬くなってしまうと眼精疲労にもつながります。パソコン作業で疲れた時や、スキンケアの時にやってみましょう。ただし、目の周りの皮膚はかなりデリケートです。ゴリゴリと刺激を与えたり、強く引っ張ったりしないように気をつけてくださいね。

  • 目尻付近、頬骨の高い位置を円を描くようにくるくるとほぐすように優しくマッサージ。
  • 頬をつまんで目尻を下に下げる。

3:その他のたれ目になる方法

確実にたれ目にしたい場合はやはり美容整形です。たれ目形成手術として人気の「グラマラスライン」切開法や埋没法により、目尻側の下まぶた1/3程を下に引き、たれ目を形成します。
美容整形はメイクをしなくても半永久的にたれ目をキープでき、コンプレックスの解消になる場合もありますが、ある程度のダウンタイムがあり腫れや痛みがつきものです。おまけに高額な施術となるため、よく考えてから受けるようにしましょう。

まとめ

今回はたれ目の特徴や与える印象を解説し、近づく方法やメイク、たれ目に似合うメガネについてもご紹介しました。簡単に印象を変えるにはメイクが実践しやすいですが、マッサージもおすすめです。ご自身のライフスタイルに合わせて選んでいきましょう。

執筆者プロフィール

yuko

メイクアップアーティスト / メイク講師


都内サロンで6年間美容師としての経験を積み、韓国へ渡航。現地で1年間ヘアメイクとして活動する。その後、フリーのメイクアップアーティストとして独立。現在は、ヘアメイクだけでなく、一般の方向けのメイク講師、アイブロウリストとしても活躍中。特にメイクでは、顔の印象に大きく影響する眉毛の作り方と、自肌を整える大切さを重点的に指導している。

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