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メガネは目をサポートするための必需品ですが、印象を左右する大切なアイテムでもあります。特に50代は、機能面を重視しつつも、おしゃれで若々しい印象を与えるメガネを求める方も多いのではないでしょうか。
視力矯正と若く見えるメガネを見つけるためには、ポイントを押さえて選ぶことが重要です。男性と女性では、似合うデザインや重視すべき要素が異なります。
この記事では、50代向けのメガネを購入できる場所や選び方のポイント、男女別おすすめのフレームをご紹介します。さらに若見えを叶えるメガネ選びのコツも解説するため、ぜひご自身に合ったメガネ選びの参考にしてください。
50代向けメガネはどこで買う?
50代になると、近視や遠視に加えて老眼の悩みも増えてきます。最近では、様々な場所でメガネを購入できるため、使用目的に合うメガネを扱っている店舗で購入することが大切です。ここでは、店舗別の特徴についてご紹介します。
眼鏡店
眼鏡店では、専門知識を持つプロの販売員によるフィッティングが受けられます。特に老眼鏡を選ぶ場合は、度数や目の位置に合ったレンズ選びが重要です。かけ心地やレンズと目の位置を調整することで、自然な印象のメガネを選ぶことができます。また、フレームの種類が豊富で、顔型に合ったフレームを見つけやすいことがメリットです。
【眼鏡店で購入するメリット】
- フレームの種類が豊富
- 顔の形に合ったメガネを選べる
- フィッティングでかけ心地やバランスを調整できる
- 視力測定や度数に合うレンズを選べる
- 好みのフレームとレンズを組み合わせられる
- 購入後にメンテナンスを受けられる
オンラインショップ
オンラインショップは時間や場所に縛られず気軽に購入できる点が魅力です。多様な商品を比較検討できるメリットがあります。
【オンラインショップで購入するメリット】
- 自宅で気軽に購入できる
- 店舗に出向く手間がかからない
- 様々なサイトを比較して購入できる
アパレルショップや雑貨店
アパレルショップや雑貨店では、デザイン性や手軽さを重視したメガネが多く販売されています。トレンドを取り入れたい方や、複数のメガネを気軽に使い分けたい方には適しています。
【アパレルショップや雑貨店で購入するメリット】
- トレンドのフレームを見つけやすい
- ファッションに合わせてメガネを選べる
- 価格帯が幅広く、安価なものも多い
- 人気のメガネを気軽に試せる
しかし、眼鏡店以外の店舗では度数やかけ心地の調整ができません。老眼鏡を選ぶのであれば、視力測定や度数、かけ心地の調整ができる眼鏡店で購入するのがおすすめです。
50代のメガネ選びのポイント
50代は、視力の変化に対応するだけでなく、年齢にふさわしい上質さや洗練された印象を意識したメガネ選びが求められる年代です。フレームのデザインやカラー、素材の選び方によって、見た目の印象が大きく変わるため、いくつかの視点から検討することが大切です。
1 : 品格のあるメガネを選ぶ

50代には、品格のある大人っぽい雰囲気のクラシックメガネが似合います。クラシックメガネは、重厚感と洗練された印象が特徴です。トレンドに左右されない格式のある雰囲気は、50代の成熟した魅力をより一層引き立ててくれるでしょう。
男性の場合は、周りに大人の余裕と貫録を感じさせます。一方で女性がかけると、おしゃれで垢抜けた雰囲気を与えることができます。
2 : 上質な素材を選ぶ

50代はフレームの素材選びも重要なポイントです。高級感のあるツヤが特徴のセルロイドや天然素材のべっ甲など、上質感のある素材を選びましょう。また、軽量でかけ心地の良さが魅力のチタンもおすすめです。
セルロイドやべっ甲は落ち着いた柔らかな印象に仕上がります。また、チタンフレームは知的で洗練された大人な雰囲気を演出できます。
3 : リフトアップ効果が期待できるシルエットを選ぶ
加齢により気になってくる目元やフェイスラインのたるみには、視覚的にリフトアップ効果をもたらすフレームがおすすめです。少し大きめサイズやフレームのサイドが吊り上がったメガネは、フェイスラインをすっきり見せてくれます。
横幅があるオーバルやボストンなどのフレームをかけると、顔の形が逆三角形に見えるため、たるみのあるフェイスラインをカバーする効果が期待できます。
4 : 肌悩みをカバーするカラーを選ぶ
シミやしわ、くすみなども50代の肌悩みの一つです。肌の悩みをカバーするには、濃い色や明るめのカラーのフレームを選びましょう。
濃い色のメガネをかけると、フレームでシミやしわが隠れて目立ちにくくなります。またオレンジや赤系などのカラーは肌の血色を良く見せ、くすみをカバーして若々しい印象を与えます。
50代男性におすすめの
メガネフレーム
50代男性に似合うメガネフレームは多様にありますが、なりたい印象や目的によって選ぶフレームは変わってきます。ここでは、50代男性の目的に合わせたおすすめのメガネを3種類ご紹介します。
目元を印象づけるブロー・サーモント

目元の印象を強調したい方におすすめなのが、ブローやサーモントメガネです。50代になると、まぶたが下がったり目周りに小じわが増えたりして、老けた印象に見えてしまいます。
ブローやサーモントメガネはフレームの上部が太く目元がはっきりするため、若い印象を与えます。また、クラシックな雰囲気もプラスされるため、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすい点も魅力です。おしゃれに見せるアイテムとしても活躍します。
素顔のイメージを保つハーフリム

メガネで顔の印象が変わるのを避けたいという方には、ハーフリムがおすすめです。ハーフリムはレンズの下側がフレームで囲われていないため、素顔に近い自然な状態でメガネをかけることができます。
特に50代男性がメガネを突然かけ始めると、老眼をかけているイメージが強調されてしまいます。メタルフレームのハーフリムであれば、控えめながら上質感もあり、自然な印象でかけられるでしょう。
おしゃれが際立つクラウンパント

おしゃれで洗練されたデザインのクラウンパントは、50代男性の魅力を引き立てるフレームです。ボストンのフレーム上部が直線にカットされた形状をしており、曲線と直線が織りなす絶妙なバランスが都会的な印象を与えます。
経験を重ねた50代の男性には、セルとメタルがコンビになったフレームや、メタルフレームのクラウンパントがよく似合います。ファッションに敏感な方や、人と違った印象を求める方にぴったりの一本です。
50代女性におすすめの
メガネフレーム
50代女性には、大人のフェイスラインや肌質をカバーしつつも、垢抜けた雰囲気に見せてくれるフレームがおすすめです。ここでは、50代女性を素敵に演出する、おすすめのメガネフレームを3つご紹介します。
ニュアンスカラーのボストン

柔らかなクラシックデザインが魅力のボストン型は、50代女性に非常に人気のあるフレームです。ボストンは丸みのある逆三角形をしており、誰にでも似合いやすいでしょう。
特に、肌になじむ淡いニュアンスカラーを選べば、垢抜けたおしゃれな印象を演出できます。50代の肌に明るさをプラスするならブラウン系やピンク系、オレンジ系がおすすめです。ピンク系やオレンジ系は誇張効果により、ふっくらとした印象にも見せてくれます。
小顔に見せてくれるウェリントン

逆台形のシルエットが特徴のウェリントンはフレームの縦幅が広めで、小顔に見せる効果があることで知られています。そのため、フェイスラインがゆるみがちな50代女性にも適したフレームといえるでしょう。
ウェリントンは四角形ベースですが角に丸みがあるため、顔全体をすっきり見せるシャープさと柔らかさを持ち合わせています。50代女性の知的さと落ち着いた大人な雰囲気にぴったりのフレームです。
フェイスラインをすっきりさせるフォックスオーバル

オーバルのサイドが少し吊り上がったフレームをフォックスオーバルと呼びます。50代女性には、フェイスラインをすっきり見せてくれるフォックスオーバルもおすすめのメガネの一つです。
大きめサイズを選ぶことで、あごのラインにかけて三角形が作られ、頬のラインがすっきりします。また目尻側が上がっているため、目元のたるみを目立たなくさせる効果も期待できます。
若々しく見えるメガネ選びのコツ
若々しく見えるメガネを選ぶには、50代ならではの肌悩みをカバーするフレーム選びに加え、押さえておきたいポイントがあります。ここからは、50代がメガネをかけることで若く見せられるコツを3つご紹介します。
チープな素材は避ける
50代がメガネを選ぶ時は、大人らしさを引き立てにくいチープな素材のフレームは避けましょう。例えば、カジュアルな印象のプラスチックフレームには、ウルテムやTR、ナイロン樹脂など種類が多く、デザインやカラーによってはチープに見える場合があります。
ただし、プラスチックフレームは肌をきれいに見せたり、若々しい印象を演出したりする効果もあります。店舗で実際に試着して、安っぽく見えないフレームを選ぶようにしましょう。
ヘアスタイルに合うメガネを選ぶ
ヘアスタイルを考慮してメガネを選ぶことも、若くみせるための大切なポイントです。例えば、ボブやショートヘアの女性なら、大きめのウェリントンやブローなど、存在感のあるフレームがよく似合います。
男性の場合も、ヘアスタイルと相性の良いメガネを選ぶことで印象が変わります。前髪をすっきり上げているヘアスタイルならスクエアやウェリントン、ゆるめのパーマ系ヘアならボストンが好相性です。
自分の顔型に合うメガネを選ぶ
メガネは自分の顔型に合うフレームを選ぶことが基本です。顔型に合うフレームは、、顔の特徴を活かしながら気になる部分を自然にカバーすることができ、若々しい印象につながります。以下の顔型に合うフレームを参考に、自分に似合うメガネを選びましょう。
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丸顔型 : ボストン、オーバル、スクエア
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面長型 : ウェリントン、ボストン
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逆三角形型 : ラウンド、ウェリントン、オーバル
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ベース型 : ウェリントン、ボストン
よくある質問
老眼になりはじめる50代は、メガネに関する悩みも増えてきます。ここでは、よくある質問に回答しています。ぜひ、老眼鏡やメガネ選びに役立ててください。
老眼鏡をかけると老眼が進行しますか?
老眼鏡をかけることで老眼が進むことはありません。老眼鏡は、目の老化による近視視力の低下を補うためのアイテムです。見えづらいのを我慢していると、かえって目の疲れを引き起こして体調が悪くなることもあります。
老眼は、一般的に2〜3年で度数が変化するとされていますが、特に初期は進行が速く感じる傾向があります。ただし、55歳をすぎると進行速度は落ち着いてくるようです。度数の変化や生活環境に合わせて作り変えや複数使用を検討してみましょう。
老眼鏡と遠近両用はどちらが良いでしょうか?
老眼鏡と遠近両用メガネでは、使用目的が異なります。近いものを見やすくするのであれば老眼鏡ですが、遠くも近くも見えるようにしたい場合は遠近両用メガネがおすすめです。遠近両用メガネなら、メガネのかけ替えをする必要がありません。
また、使用目的によっては、中距離と近距離が見える中近メガネや、手元から約40cmの範囲が見えやすくなる近近メガネも選択できます。目の状況や合わせる距離によっても選ぶメガネは変わってくるため、店舗で相談すると良いでしょう。
50代のメガネを買える場所や
ポイントは様々!
50代は目の悩みを解消し、若々しく見えるメガネフレームを選ぶことが大切です。最近では、オンラインショップやアパレルショップなどでもメガネを購入することができますが、度数やかけ心地の良いフレームを見つけるには、眼鏡店で買うのがおすすめです。
また、肌悩みをカバーするフレーム選びや、ヘアスタイル・顔型に合わせたデザイン選びなど、若々しく見せるためのコツを取り入れることで、より自分らしくメガネを楽しむことができます。
今回ご紹介した若く見えるメガネ選びのコツやおすすめのメガネフレームを参考に、自分の魅力を引き立てる1本をぜひ見つけてください。