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メガネは自分らしい個性や魅力を表現できる一方で、相手に与える印象を大きく左右するアイテムです。そのため、ビジネスシーンでは服装や場の雰囲気に合うメガネを選ぶことが重要です。
しかし、フレームのデザインやカラーなど、ビジネスに適したメガネの選び方に迷うという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ビジネスシーンに最適なメガネの選び方やおすすめのデザインに加え、大切な場面で失敗しないためのメガネのマナーについても詳しく解説します。ビジネス用メガネのよくある質問にもお答えしているため、ぜひ最後までご覧ください。
ビジネス用メガネは
こだわって選ぶべき理由
ビジネスシーンでは、第一印象で相手に信頼感や誠実さを与えることが重要です。そのため、きちんとした見た目の印象を保ちながら、職場や商談に見合う品格のあるデザインが求められます。
普段のメガネとは別に、真面目で知的な印象を与えられる一本を用意しておくと安心です。スーツやビジネスカジュアルに合わせやすいシンプルなデザインを選ぶと、様々な場面で活躍させられるでしょう。
また、メガネはオンオフの気持ちの切り替えにも役立つアイテムです。連休明けなど仕事モードになかなか入れない時も、ビジネス用メガネにかけ替えるだけで自然と集中力が高まり、パフォーマンスの向上につながります。
ビジネスシーンに最適な
メガネ選びのポイント
メガネ選びでは、つい好みのデザインを優先しがちですが、使う場面や用途に適しているメガネを選ぶことが大切です。ここでは、ビジネスシーンに最適なメガネを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。
職場のTPOに合っているか
ビジネスシーンでは、メガネが職場のTPOに合っているかどうかを意識することが大切です。特に制服やスーツを着用する職場では、カジュアルなデザインや個性的なメガネは服装に合わず、メガネだけが悪目立ちしてしまう可能性があります。
きちんと感のある服装に調和するよう、フレームが目立ちすぎないオーソドックスなデザインがおすすめです。一方で、自由な服装の職場では、コーディネートと統一感のあるデザインのフレームを取り入れると、全体的にまとまりのある印象につながります。
仕事の場にふさわしい範囲で服装と統一感のあるメガネを選ぶことで、相手に好印象を与えやすくなります。
第一印象を損なわないか
人は見た目から受ける視覚情報が第一印象の大部分を占めるといわれています。ビジネスシーンでは、第一印象が商談や取引の結果を左右することも少なくありません。
どれだけ誠実に話をしていても、第一印象が悪ければ内容が正しく伝わりにくくなる場合があります。そのため、相手に不快感を与えない身だしなみを心がけることが重要です。
また、取引先とのランチミーティングやラフな集まりの場であっても、カジュアル感の強いメガネは相手に軽い印象を与えてしまうことがあります。場の雰囲気にかかわらず、きちんと感を損なわないメガネを選びましょう。
目の負担をおさえられるか
ビジネスシーンでは長時間メガネをかけることが多いため、目への負担をおさえられるかどうかも重要なポイントです。特にピントが合っていないメガネをかけ続けていると、目の疲れや作業効率の低下にもつながります。
デスクワーク中心の方は、パソコン画面を見続けることでも目に負担がかかります。画面との距離に合わせてピントが合うメガネを選ぶと良いでしょう。また、ブルーライトカット機能がついたメガネは、目の疲れをやわらげる効果が期待できます。快適なメガネライフを過ごすには、外出時とデスクワーク時でメガネを使い分けるのもおすすめです。
また、重すぎるフレームはずり落ちやすく、黒目の位置がずれて、視力の低下や目の疲れを引き起こします。軽量で顔にしっかりフィットするフレームを選ぶことが大切です。
【要素別】ビジネスシーンに
おすすめのメガネデザイン
職場にふさわしいメガネを見つけるには、フレームの形やリム、素材、カラーなどを考慮して選ぶことが大切です。ここからは、ビジネスシーンにおすすめのメガネについて解説します。ぜひ、職場に適したメガネ選びの参考にしてください。
フレームの形
フレームの形は顔の印象を大きく左右する要素の一つです。ここでは、ビジネスシーンに適した4つのフレームをご紹介します。
スクエア
スクエアは、直線的なラインが特徴の角ばった長方形のフレームです。シャープでかっちりした印象を与えるため、ビジネスシーンに適しています。スーツスタイルとの相性も良く、誠実で仕事ができる印象を演出したい方におすすめです。
フレームが細いものを選ぶと、よりインテリジェントな印象が強まります。また、顔が丸みのある輪郭の方は、スクエアフレームを選ぶことでフェイスラインを引き締めて見せる効果も期待できます。
ボストン
ボストンは、丸みのある逆三角形の形をしたフレームです。クラシックで知的な雰囲気がありながらも柔らかい印象を与えるため、ビジネスシーンでは相手に親しみやすさと安心感を与えます。
シャープな輪郭や角ばった顔立ちを優しい雰囲気に見せたい方におすすめです。スーツスタイルにも品よくマッチして、穏やかで落ち着いた印象を演出します。
ウェリントン
ウェリントンは、逆台形のような形をしており、角に丸みを持たせたデザインが特徴のフレームです。きちんと感と柔らかな雰囲気を併せ持っているため、落ち着いた誠実な印象を与えます。
レンズの縦幅が比較的長く、顔の長さを目立ちにくくする効果があるため面長顔の方に向いています。またクラシックなデザインは、トラッド系のスーツや上品なジャケットスタイルとよく似合うフレームです。
オーバル
オーバルは、曲線ラインが特徴の楕円形のフレームです。大人っぽさと理知的な優しさを兼ね備えており、相手に穏やかで親しみやすい印象を与えます。
主張が強すぎないデザインはビジネスシーンに適しており、デスクワークに限らず、接客や営業など幅広い職場で活躍します。また丸みのあるフォルムは、直線的なフェイスラインをカバーしたい方にもおすすめです。
フレームのリム
フレームはリムの種類によって印象が異なります。レンズ全体を囲むフルリムに対し、上半分だけを囲んでいるナイロール(ハーフリム)は、軽やかで柔らかな印象を与えビジネスシーンでも活躍します。
フレームの存在感が控えめで顔周りをすっきり見せるため、知的でさわやかな印象を演出したい方におすすめです。また、フレームが半分のため、軽量で長時間着用しても疲れにくい点も魅力です。
体を動かす機会が多い仕事の場合には、ナイロール(ハーフリム)よりもフルリムのメガネが適しています。フルリムはレンズをしっかり固定する構造のため、耐久性に優れています。また、動いてもズレにくいタイプを選ぶと良いでしょう。
フレームの素材
フレームの素材は主にメタルフレームとセルフレームの2種類に分かれます。ビジネスシーンでは、それぞれのフレーム素材の特徴を活かしてメガネを選ぶことも大切なポイントです。
メタルフレームは金属素材ならではの細くすっきりとしたデザインが特徴です。知的でシャープな印象を与えやすく、クールでモダンな雰囲気を演出できます。洗練されたデザインが醸し出すスマートな雰囲気は、スーツスタイルとの相性も抜群です。
一方、セルフレームはプラスチック素材による太めのフレームや豊富なカラーバリエーションが特徴です。メタル素材よりも柔らかい雰囲気が魅力で、穏やかで親しみやすい印象を与えたい場合に向いています。職場や商談などの場の雰囲気に合わせて、フレームの素材を上手に使い分けてみましょう。
フレームの色
ビジネス用メガネは、基本的にはブラックやグレー、ブラウン、ネイビーといったダーク系の落ち着いたカラーがおすすめです。スーツや制服と同系色を選ぶとなじみやすく、スタイルに統一感が生まれて洗練された印象を与えることができます。
季節や業種によっては、明るい色目のスーツが多いという方もいるでしょう。その場合はフレームの色も明るめを選ぶと全体のバランスがまとまります。
また、自由な社風の職場やクリエイティブな業種では、服装と相性の良い色やクリア系、べっ甲柄など、遊び心のあるフレームカラーを取り入れることで、個性的な印象や専門的な雰囲気を与えやすいです。個性を適度に表現しつつ、ビジネスシーンに適した色のフレームで自分らしいスタイルを楽しむと良いでしょう。
レンズの縦幅
ビジネスシーンでは、レンズの縦幅が狭すぎず広すぎない、3cm前後のものを選ぶのがおすすめです。縦幅が狭すぎると理知的でシャープさを演出できる反面、相手にとっつきにくい印象を与えてしまうこともあります。また、視野が限られ実用面でも不便を感じやすくなります。
反対に縦幅が広すぎるレンズは存在感が強くなり、メガネが目立ちすぎてしまうため、ビジネスシーンには不向きです。3cm前後であれば、十分な視野を確保しながら顔周りをすっきり見せ、柔らかな印象を与えることができるでしょう。
ビジネスで使うメガネに
“カラーレンズ”を取り入れるのもおすすめ
ブルーライトカットレンズの普及により、ビジネスシーンでもカラーレンズが取り入れやすくなっています。色味や濃度に気をつけて選べば、ビジネス用メガネにも十分活用できます。ここでは、カラーレンズを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
色は「薄茶」や「グレー系」が使いやすい
ビジネス用メガネにカラーレンズを使用する場合は、薄茶やグレー系のレンズを取り入れるのがおすすめです。薄茶は顔の印象を柔らかく見せる効果があるため、職場で親しみやすく温かみのある印象を与えます。一方、グレー系のレンズは顔を引き締めて見せる効果が期待され、クールでスタイリッシュな印象も演出できるカラーです。
コーディネートとの相性を意識して、服装が暖色系なら茶系、寒色系ならグレー系を選びましょう。ただし、グレー系は室内では視界がやや暗く感じる場合もあるため、使用シーンを踏まえて選ぶことが大切です。
また、オレンジやイエロー、グリーンなど黄みのある色味は室内でも明るさを保てる点が魅力です。カジュアルな服装がOKの職場であれば、こうした色味を上手に取り入れて顔周りを明るく見せるのも一つの方法です。厳格な職場環境や接客業などの業種、状況によっては不向きな場合もあるため、取り入れる際は場所やシーンを考慮してください。
濃度は「10~15%」が取り入れやすい
ビジネスシーンでは、カラーレンズの濃度選びも重要なポイントです。カラーレンズの濃度は10%、15%、25%などがあり、数値が高くなるほど色味が濃くなります。ビジネスシーンでは、相手に違和感を与えにくい薄めの濃度を選ぶのが基本です。濃度10~15%程度の薄めのレンズであれば、さりげなく顔の印象を整えながら、自然な見た目で取り入れやすいでしょう。
濃度が15%になると程良く色味が感じられ、屋外での仕事や外出が多い場面に適しています。また、オレンジやイエロー系のカラーを選べば、室内でも暗く感じることはなく、パソコンを長時間使用する方の疲れ目対策にもなります。さりげなく個性を表現したい方にもおすすめです。
濃度25%以上になると色味がはっきりと出るため、カジュアルな雰囲気や自由度の高い職場向きといえます。カラーレンズを取り入れる際は、職場の雰囲気やシーン、演出したい印象に合わせて濃度を調整するとよいでしょう。
ビジネスシーンで意識したい
メガネのマナー
ビジネスシーンでは、清潔感のある身だしなみが相手への誠実な印象につながります。メガネの扱い方や保管状態によっては、レンズの傷やフレームの破損につながり、見た目の印象を損なってしまうこともあります。ここでは、日頃から意識しておきたいメガネのマナーについて解説します。
常にメガネを清潔に保つ
レンズやフレームの汚れは、相手にだらしなさや不誠実な印象を与え、信頼感を損なう要因になることがあります。そのため、メガネを常に清潔に保つことを心がけましょう。特にレンズの指紋による皮脂汚れは、相手から見て目立ちやすいため、注意が必要です。
メガネ拭きをいつでも使えるよう手元に用意し、汚れに気づいたらすぐに拭きとるようにしましょう。レンズとフレームのすき間のほこりも忘れず取り除くと良い状態を保てます。レンズは水で軽く流した後に専用のメガネ拭きで拭き上げることが基本ですが、皮脂汚れなどはとれにくいため、個包装のメガネクリーナーを携帯しておくと便利でしょう。
メガネの傷や剥げを放置しない
同じメガネを長く使用していると、フレーム部分に傷が入ったり、塗装が剥げてきたりすることがあります。このような状態を放置したまま使用していると、ビジネスシーンで相手にネガティブな印象を与えかねません。早い段階で対処することが重要です。
セルフレームの傷は、軽い状態であれば専用のクリームで目立たなくさせることができます。ただし金属フレームの傷や塗装の剥げは、自分で対処すると悪化させてしまう可能性があるため自己流は危険です。傷や剥げが気になる場合は、無理に自分でなおそうとせず、メガネ専門店に相談すると適切に対応してくれます。
ビジネスで使うメガネに関する
よくある質問
ビジネスシーンでは、相手に与える印象なども考えフレームやレンズのカラー選びなどで悩む方も多いのではないでしょうか。ここからは、ビジネス用メガネについてよくある質問に回答します。ビジネス用メガネの選び方に迷っている方は、参考にしてください。
Q.ビジネスシーンに合うメガネのカラーは?
ビジネスシーンでは、ブラックやグレー、ブラウン、ネイビーといったダーク系の落ち着いたカラーが合います。スーツの色と合わせるのもおすすめです。カジュアルな職場の場合も、服と同系色のフレームを取り入れるとスタイルに統一感が生まれ、洗練された印象を与えることができます。
Q.ビジネスシーンでNGなメガネはある?
ビジネスシーンでは、カジュアルすぎるデザインや派手なフレームを避けるのが無難です。スーツやきれい目な服装に合うオーソドックスなデザインを選ぶとよいでしょう。また、顔のサイズに対してフレームが大きすぎたり小さすぎたりすると、だらしない印象を与えかねません。顔の幅に合った、自然にフィットするサイズを選びましょう。
Q.ビジネスシーンでカラーレンズを使っても良い?
カラーレンズは濃度やカラー選びを間違えると、相手に不誠実な印象を与えてしまいます。淡い茶色やグレー系で10%程度の濃度であれば、うっすら色づく程度でクリアレンズに近いため比較的自然に取り入れやすいと言えます。
また、自由な社風の場であれば、15%以上のレンズでも違和感なく使える場合もあります。ただし、顧客や対人対応の厳格な職場では、基本的に避けるのがおすすめです。場の雰囲気や職場のルールに合わせて判断しましょう。
Q.ビジネス用のメガネは経費にできる?
メガネは日常生活でも使用するため、基本的に経費にすることができません。しかし、職場でメガネの着用が義務づけられている、もしくは業務上必要不可欠で、職場での使用が目的と認められる場合は経費として計上できる可能性があります。日常生活と兼用の場合は認められないこともあるため、事前に税理士や会社の経理担当へ確認してください。
まとめ
ビジネス用メガネは、相手に与える印象を意識して選ぶことが大切です。カジュアルすぎるデザインや個性が強く出るデザインは避け、ビジネススタイルになじみやすい、オーソドックスなものを選ぶと間違いはないでしょう。
特に初対面の印象はビジネスの成果にも影響するため、清潔感や信頼感を与えられるメガネ選びが重要なポイントとなります。カラーレンズが使用できる職場では、10%程度の薄い濃度のものを選ぶと、違和感なく取り入れることができます。
今回ご紹介したビジネスに適したフレームデザインやカラーを参考に、服装とのバランスも考慮しながら、好印象を与えられる一本を見つけてください。




