メガネ
公開日:2021.10.14 / 最終更新日:2022.07.25

メガネの修理方法を解説

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この記事の執筆者

みるラボ編集部

メガネの修理方法を解説

目次

お気に入りのメガネが
壊れた…!よくある質問

お気に入りのメガネが壊れた…!よくある質問

買ったばかりのお気に入りのメガネが壊れてしまったり、ブランド品や高価なメガネが折れてしまった時に、新しくメガネを購入するよりも修理して使いたいと思ったことはありませんか?
また、強度近視・強度乱視の方や遠近両用などメガネを購入してもできあがりまで一週間以上かかるという方にとっては、その間だけでも壊れたメガネを修理して使いたいと考えるのではないでしょうか?
しかし、メガネの修理にはどのくらいの時間・金額がかかるのかご存じない方がほとんどだと思います。もしもの時の判断に困らないよう、メガネの修理に関して質問形式で説明します。

質問.1
メガネの修理が可能な場合と不可能な場合を教えてください。
また、一般的な納期や金額の目安などもお願いします。

回答

メガネの修理は大きく分けて3種類あります。
一つ目はレンズやネジが外れてしまった場合です。フレームに大きな損傷や歪みがなくレンズが外れてしまった場合は基本的にレンズを入れ直すことが可能です。同様にネジがとれてしまってもフレームにダメージがなければネジを入れ直すことが可能です。メガネを購入した店舗の場合、無料で修理をしてくれるお店が多いですが、店舗によって対応が異なりますので、購入店舗に問合せましょう。

鼻パッドナイロールフレームフレーム

二つ目は部品の交換です。例えば鼻パット・ネジの紛失や、ナイロールと呼ばれる半分枠があるタイプのフレームのワイヤー交換などがあげられます。鼻パットの交換なら数百円、ネジやナイロールの交換はメガネを購入した店舗では無料でできることが多いです。これらの部品は消耗品なので、基本的に店舗に在庫がストックしてある事が多く、在庫があれば交換自体は当日5~10分程度で可能です。また、すべてのフレームにはあてはまりませんが、フレームの耳掛け部にあたる部品も交換可能なものがあります。もし耳掛け部が割れてしまったら一度眼鏡店に相談してみてください。在庫があれば当日30分ほどで交換でき、金額も1,000~2,000円程度です。フレームの状態によっては部品の取り寄せが必要なこともあり、金額も店舗によって違います。修理の内容や金額については、眼鏡店でご相談ください。

最後はフレームが折れてしまった場合です。金属同士をくっつけるロウ付けという方法がありますが、金属の種類によってはロウ付けに不向きだったり強度が弱くなることもあり、フレームの塗装も剥がれてしまうため見た目も考えるなら再塗装が必要となります。
塗装なしのロウ付けなら店舗でやっている場合もあり、金額は2,000~3,000円程度、一日預かることになります。しかしチェーン店ではほとんどがメーカー修理となるため、修理に2週間から1ヶ月かかります。金額は5,000~10,000円程度で、当然ですが再塗装も含めたほうが高額になります。
ただしセルフレームと呼ばれるようなプラスチックでできているフレームが折れてしまった場合は残念ながら修理をすることができません。
修理金額はあくまでも参考で、ご利用中のフレームの種類や素材や状態、または修理の作業内容によって金額は大きく異なる場合があります。眼鏡店で相談、金額の確認をして修理をしましょう。

質問.2
レンズに傷が入ってしまったりコーティングが剥がされてきた場合は、
もう一度コーティングをするなどの修理をすることは可能でしょうか?

回答

メガネイメージ炎天下の車中やサウナでの眼鏡の放置は危険です

フレームの修理は比較的可能な場合が多いのですが、レンズは残念ながら修理することができません。レンズは新しいメガネレンズに交換することになります。時々レンズも修理ができると思っている方がいらっしゃいますが、レンズが割れてしまうなどの破損の場合はもちろん、表面の傷やコーティング剥がれなども修理することができないため注意してください。
メガネレンズは材質によってガラスレンズとプラスチックレンズの2種類にわけられますが、それぞれに長所短所があります。
ガラスレンズは傷・熱に強い材質ですが、レンズ自体が重くナイロールやツーポイントと呼ばれる枠なしのフレームでの作成はできません。また、衝撃に弱いため机から落としただけでも割れてしまうことがあります。
プラスチックレンズは軽く、衝撃に強い材質ですが、レンズ表面に傷がつきやすくなっています。また、プラスチックは熱により膨張するため高温に弱いという特徴もあります。熱でレンズ自体が膨張し、コーティングに亀裂が入ることにより「クラック」と呼ばれるレンズ表面にしわが発生してしまうため、サウナはもちろんですが夏場の車内へ放置するなども厳禁です。(レンズのヒビ割れの仕組み)今はプラスチックレンズが主流となっていますが、購入する際にレンズの材質の特徴も理解して選択すると、よりメガネを長く使っていただけます。

質問.3
メガネを壊さずに長く使うために、どのようなことに気を付けておけば良いでしょうか?
普段からできるお手入れ方法やメンテナンスも教えてください。

回答

眼鏡の取り扱い洗浄イメージ

フレームの取り扱いとして重要なのは「両手でメガネをかけ外しする」ことです。本当に基本的なことですが、これが徹底できている方はかなり少ないと思います。片手でメガネをかけ外しする方は、基本的にいつも同じ手を使っています。そのため、1回ではたいしたことがないものでも、いつも同じ個所に負荷がかかるため少しずつダメージが蓄積し、最終的に破損につながります。
メガネレンズの取り扱いとして重要なのは水拭きをすることです。「ケースに入っているメガネ拭きなら繊維が細かいから乾拭きしてもいい」と勘違いしている方が多いのですが、例えばレンズ表面に砂埃がついた状態で乾拭きしたらどうなるでしょうか?どんなに繊維がこまかい材質を使っていても傷の原因になります。レンズのお手入れは水拭きが基本です。水でレンズ表面のゴミやホコリを流した後、ティッシュで軽く水気を拭き取ってください。その後でメガネ拭きを使用するようにお願いします。
もし汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて使用し、水洗いしましょう。そうするとコーティングを痛めることもありません。ただし、アルカリ系・酸性の洗剤は、コートがはがれる原因となるので使用しないようにしましょう。
また、半年~一年に一度は眼鏡店でのメンテナンスをおすすめします。どんなに気を付けて使っていてもフレームが少しずつ傾いてきたり、ネジが緩むことがあります。メガネを購入したお店なら無料でしてもらえると思いますので、時々は眼鏡店でプロのメンテナンスもお願いしてみてください。

メガネ修理の手順

レンズが外れてしまった場合は、金属フレームなら枠を留めているネジがあるため、そのネジを外して入れなおします。半分枠があるナイロールタイプならレンズを支えているワイヤーを交換します。プラスチックのセルフレームはそのままレンズをはめなおすことが可能ですが、専門的な技術が必要となるため、自分で直そうとせず眼鏡店に持っていきましょう。
ネジがとれてしまっている場合で、途中で折れてしまっている時はネジ穴につまっているネジを特殊な工具で抜いてから新しいネジをつけます。その過程でネジ穴が広がってしまうことがあり、今まで使用していたネジよりも一回り太いネジに交換となることもあります。
折れてしまった金属フレームの修理であるロウ付けは、はんだ付けをイメージしていただくとわかりやすいと思います。加熱してロウ材と呼ばれる融点の低い金属を流し込むことにより金属と金属をくっつけます。上記のようにフレームの材質によってはロウ付けに不向きなものがあったり、加熱により塗装が剥がれてしまうため注意が必要です。
すべての修理に言えることですが、修理箇所に瞬間接着剤などをつけてしまうと修理ができなくなる場合がありますので、ご自身で直そうとせず眼鏡店へ持っていくことをおすすめします。

おすすめのメガネレンズ

よくある質問でも記載しましたが、メガネレンズは修理をすることができません。そこで、プラスチックレンズのコーティングをしっかり選びましょう。
光の反射を抑える反射防止機能と汚れを拭き取りやすくするための撥水機能がついたものがベーシックなコーティングです。その他に、キズが付きにくくなるコーティングや、キズの原因になる花粉やホコリが付きにくくなる帯電防止機能のコーティングもあります。
コーティングには様々な種類や機能があるため、ご自身のライフスタイルやニーズに合わせて選んでください。
新しくメガネを購入されるときはぜひご検討ください。

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