ランニングメガネの特徴や選び方を紹介！

コロナ禍において、ランニングは気軽に始めることができるスポーツの一つですが、メガネをかけてランニングすると、ズレたり曇ったりしてストレスを感じたことはありませんか？ 日中の強い日差しや夜の車のライトがまぶしくて走りにくいと感じることもあると思います。

そんなストレスもランニングメガネで解決できるかもしれません。

今回はランニング中に生じるストレスを解消して、パフォーマンスがアップするランニングメガネについて、その機能や特徴、メガネの選び方をご紹介します。

ランニングメガネと普通のメガネの違いとは？
スポーツマンにおすすめの理由

ランニングメガネの最大の特徴は、スポーツをするのに適した素材や機能が備わっていることです。

ランニング中に生じるズレや曇りなどを解消するフィット性だけでなく、紫外線や走行中に突然目にはいってくる土埃や虫などから目を守ることで、長時間ストレスフリーなランニングライフが楽しめます。

普通のメガネの場合、ランニング中の上下振動でメガネがズレてしまうだけでなく、汗をかくことでフレーム部分が腐食したりレンズが曇ったりすることがあります。また、衝撃にも弱いため、落としてしまった場合に壊れることもあります。

度付きのレンズにすることもできるため、是非ランニングメガネを使って安心安全にスポーツを楽しんでください。
では、次に普通のメガネと比べた、ランニングメガネの特徴を詳しく見ていきます。

ランニングメガネの特徴①　素材の違い

一般的なメガネに比べ、ランニングメガネは衝撃に強く軽量な素材でできています。
肌に触れる部分にもラバー素材を使っているものが多く、汗に強く安定性も高くなっています。

ランニングメガネの特徴②　固定方法の違い

一般的なメガネの鼻パッドと違い、ランニングメガネの鼻パッドは鼻根にフィットするシリコンやラバー素材であったり汗をかいてもずれにくい工夫がされています。
ズレ落ちにくいフレームになっているので、しっかりしたホールド感があります。

ランニングメガネの特徴③　レンズの違い

レンズを加工して空気穴を作るデザインのランニングメガネもあります。通気性があり、ランニング中の汗でレンズ内が蒸れて曇ってしまうのを防ぎます。

また、撥水性に優れたレンズを使用すれば、急な雨に遭遇しても心配ありません。UVカット率も高く、目が長時間紫外線にさらされるリスクを軽減します。

ランニングメガネの選び方！
度付きもあり

近視や遠視があるため度がはいっていないランニングメガネは使えないと思っている方には、度付きのランニングメガネがおすすめです。

一般的なメガネと同じく、近視や遠視の度数がはいったランニングメガネがあります。見え方も視界もよい状態でランニングを安心安全に楽しむことができます。

ランニングメガネを選ぶ際のポイントをご紹介します。

ランニングメガネの選び方①　紫外線対策

ランニングメガネで重要なのは、日光からの紫外線対策です。ランニングは当然屋外で行います。日中の屋外での長時間のランニングで紫外線が目に入り続けることで目はダメージを受けやすくなります。

過度の紫外線は目の病気になるリスクが高くなったり、身体や頭の疲労感が溜まる原因にもなります。ランニングを頑張れば頑張るほど疲労感が蓄積していくのは避けたいですよね。そのためにもランニングメガネで紫外線対策をしましょう。

レンズの色が黒い方が紫外線をカットできると思われるかもしれませんが、紫外線カット性能とレンズの色は関係ありません。「紫外線カット率99％以上」「紫外線透過率1％以下」などの紫外線カット率が高い数値が書いてありますので、その数値をチェックしましょう。色の薄いレンズでもこれらの値が高ければ紫外線をしっかりとカットしてくれます。

ランニングメガネの選び方②　フィッティング

上下の振動が多いランニングでは鼻パッドがシリコンやラバーなどの顔にしっかりとフィットし、汗をかいてもずれないような素材であることや、耳かけタイプであれば頭や耳にしっかりとフィットしていることも大切です。

つけ心地を試してみて、ランニング中にズレたりこめかみが痛くなったりしないかどうかを確認しましょう。

可視光線透過率とレンズの色

ランニング中で多くの方がストレスを感じているのが「光のまぶしさ」ではないでしょうか。
昼間は太陽の光がまぶしく、夜は車や照明の光がとてもまぶしく感じられる時があります。

「可視光線透過率」とは、レンズが通す自然光の量を数値化したものです。目に全く光がはいらない状態を0％とし、裸眼と同じ状況が100％です。
可視光線透過率が低いものは日差しのきつい日中のランニングに向いています。ほとんどの光を通す透過率が高いものは夜間のランニングに適しています。

レンズの「色」にも注意が必要です。
日差しが強い日中のランニングでは、まぶしさを和らげる黒やグレー系などの暗めの色のレンズが向いていますが、くもりの日や夜間ではオレンジや黄色系の明るい色のレンズがおすすめです。

注意したいのは黒やグレー系の暗い色のレンズで夜間や雨天時にランニングすることです。
周囲が暗い状況で暗い色のレンズは障害物などが見えにくくなってしまうのでとても危険です。

走る時間帯によってランニングメガネの可視光線透過率やレンズの色を選ぶとよいでしょう。

デザインと軽量化

ランニングウェアやランニングシューズなどにこだわりをお持ちの方もいると思います。同じように、ランニングメガネにもさまざまなタイプがあるため、デザイン性にこだわって選ぶのもおすすめです。

最近では、スポーツウェアで有名なブランドや大手メガネチェーン店などでもランニングメガネを販売しています。機能的でありながらカラフルなフレームも多数あるので、選ぶのが楽しくなります。

度付きのランニングメガネの場合、ランニング用としてだけでなく仕事中でも使うことを考えて選ばれる方もいます。お仕事からランニングまであらゆるシーンにフィットしたデザインでありながら、衝撃性やホールド感など機能性に優れたランニングメガネも多数販売されています。

ランニング用のみなのか、仕事でもプライベートでも使いたいのかなど、使う用途に合わせてランニングメガネを選ぶのもよいでしょう。

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