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メガネがずれると、こまめになおさなければならず、ストレスを感じる方も多いです。汗でずれてしまうことも多く、仕事や勉強に集中できずに悩む方もいるでしょう。
メガネが頻繁にずれる場合は、単純に汗の影響だけではなく、メガネが顔に合っていない可能性があります。メガネのずれや劣化を放置すると、見えにくさや目の疲れにもつながるため、早めに対策が大切です。
この記事では、メガネがずれる原因と対策、ずれにくいフレームの特徴について解説します。メガネのずれに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
「メガネがずれる」とは
どういう状態?
一般的に、メガネはレンズの中心に黒目がある状態が正しい位置です。その位置からメガネが下がっていたり傾いていたりすると、ずれた印象を与えます。見た目の違和感だけではなく、メガネのずれは装用時の痛みにもつながるため注意が必要です。
【メガネがずれている時のサイン!セルフチェック】
- 下を向くと、メガネがずれ落ちる
- 鼻パッドが浮く、またはメガネをかけていると鼻が痛くなる
- 耳の裏の、テンプルが当たる部分に痛みがある
- 正面から見ると、顔とレンズのバランスに違和感がある
メガネがずれていると、何度もかけなおしたり耳や鼻に痛みを感じたりするため、不快感につながります。上記に当てはまっていたら、放置せず対策をとりましょう。
また、購入時にはメガネがフィットしていても、時間とともに劣化してずれてしまう可能性もあります。定期的にフィッティングを行い、今のメガネが顔にフィットしているか確認しましょう。
メガネが汗でずれる原因
汗をかきやすい夏場や運動時は、メガネがずれやすくなります。フレームや鼻パッドなど、接触部分が濡れると滑りやすくなるため、その都度拭き直している方も多いのではないでしょうか。また、頻繁にずれてしまう場合には、汗だけではなくメガネ自体に原因があることもあります。ここでは、メガネが汗でずれる原因を3点解説します。
摩擦力が落ちるため
「いつもよりメガネがずれやすい」と感じたら、まずはフレームや鼻パッドに汗や汚れが付着していないか確かめてください。
メガネは本来、肌との適度な摩擦力によって位置を保っています。しかし、汗でメガネのフレームや鼻パッドが濡れると、この摩擦力が弱まり、支えきれずにメガネが滑り落ちやすくなります。
汗に加え、日焼け止めや化粧品などの汚れも摩擦力が落ちる原因です。これらの汚れをそのままにしておくとメガネの劣化にもつながり、さらにずれやすくなる悪循環にも陥ります。日頃から清潔に保っておきましょう。
メガネが顔にフィットしていないため
そもそも顔に合っていないメガネは、少し汗をかいただけでもすぐにずれてしまいます。
購入時はデザインや機能に目が向きがちですが、顔にきちんとフィットしているかどうかも同じくらい大切なチェックポイントです。特にオンラインショップなどでフィッティングせずに購入した場合、顔にフィットしない可能性があるため注意が必要です。
眼鏡店で買えば購入時に調整してもらえますが、使い続けるうちにフィット感が変わってくることもあります。多くの店舗では後からの調整に対応してくれるため、メガネがフィットしていないと感じたら購入した店舗に相談しましょう。フィットしていないメガネを長時間かけていると目や耳、鼻への負担にもつながります。
メガネのフレームやパーツが劣化しているため
フレームやパーツの劣化も、見落としがちなずれの原因です。
メガネを不適切に扱ったり、長く使い込んだりするうちに、フレームが歪んだりネジがゆるんだりして、汗をかいたときにずれやすくなっていきます。
特に鼻パッドは直接顔に触れるため、皮脂や日焼け止めなどの化粧品が付着して劣化しやすいパーツです。表面が摩耗して、滑りやすくなります。メガネ用のクロスなどを使って、こまめに拭き取りましょう。
また、熱や湿度もメガネの劣化を進める要因です。お風呂の湯気やドライヤーの熱風などは劣化を早める原因になるため、なるべく避けるのがおすすめです。
メガネが汗でずれるのを
防止する方法
メガネのずれを放置すると、不快感に加えて目の疲れや見えにくさ、耳・鼻の痛みにつながります。メガネが汗でずれると感じたら、早めに対策をとりましょう。
即効性のある対策と根本的な対策の2種類に分けて解説します。
即効性のある対策
メガネが汗でずれる状況を今すぐに改善したい場合には、ずれている部分の摩擦力の低下を防ぐのが基本です。特にずれやすい鼻パッドやフレームの部分に対策することでずれるのを防げます。今すぐにできる対策について解説しているため、ぜひ取り入れてください。
鼻パッドや鼻周辺の汗を拭き取る
鼻パッドの部分は特に、鼻パッドと顔の間に汗が残っていると、メガネが滑ってずれる原因になります。汗をかくような暑い日には、こまめに鼻パッドと鼻の部分を拭き取ることでずれを予防できます。
また、お手入れとしても鼻パッドはメガネ用のクロスで拭いたり、洗ったりすると清潔に保てます。石鹸で洗うとレンズのコーティングがはがれる恐れがあるため、水洗いまたはメガネ用のクリーナーがおすすめです。メガネを長持ちさせるためにも、汗はこまめに拭き取りましょう。
メガネのずれ防止アイテムを活用する
眼鏡店や百円ショップ、ネット通販ではメガネのずれ防止アイテムが販売されています。メガネを変えずにずれを改善したい方は、原因に合わせてグッズを使用する方法もあります。
お悩み別おすすめアイテム
- 鼻パッドがずれる:シリコンパッド
- フレームが顔に合っていない:メガネを固定するストッパー
- スポーツで動く際にずれてしまう:メガネバンド
仕事で集中したい時や運動する時など、ずれが気になる場面や用途に応じて取り入れるのが良いでしょう。ただし、バンドやストッパーは外側からも見えてしまう場合があるため、購入時は注意してください。
根本的な対策
根本的に解決する方法として、フィッティングとパーツ・メガネ本体の交換があります。メガネが顔に合わずにずれてしまう場合は、メガネのフレームや鼻パッドを調整すると改善できる場合があるため、眼鏡店への相談がおすすめです。
それぞれの方法について、詳しく解説します。
フィッティングをする
フィッティングによりメガネを顔に合わせて調整できれば、汗によるずれが改善できる可能性があります。
購入時にフィッティングを行っていても、長期間使用するうちに少しずつフレームやネジのゆるみなどが原因で合わなくなってくることも多いです。フィッティングでは主に、メガネの鼻パッドやフレームが顔に合っているか確認します。3ヶ月に一度を目安に、フィッティングの確認をするのがおすすめです。
フィッティングには専門の知識と技術が必要です。多くの眼鏡店では専門のスタッフが購入後のメンテナンスにも対応しているため、まずは店舗で相談しましょう。
鼻パッドを交換する
メガネを使い続けていると、鼻パッドが汗や汚れで劣化するためにメガネがずれやすくなる場合があります。劣化した鼻パッドを交換したり、異なる素材を選ぶことで、汗でずれにくくなる場合があります。鼻パッドに緑青(サビ)や変色が見られたら、交換の目安にしましょう。
鼻パッドの素材にはプラスチックやシリコン、チタンなどがあり、ずれ防止にはシリコン製の鼻パッドがおすすめです。
ただし、フレームと鼻パッドが一体になったタイプのメガネを使っている場合、鼻パッドのみの交換はできません。
新しいメガネを購入する
フィッティングのやりなおしやパーツ交換によるメガネの調整には限度があります。メガネが著しく劣化している場合は、細部を調整するよりも新しいメガネの購入をすすめられる場合もあります。
特に、同じメガネを長期間使用している場合は、メガネが劣化しているだけでなく現在の視力に合っていない可能性もあります。視力測定や眼鏡店に相談のうえ、購入するのがおすすめです。
今の自分に合った新しいメガネを購入することで、メガネのずれを改善するだけでなく目の負担も軽減できます。
メガネを正しく取り扱う
メガネの扱い方に気をつけることで、フレームの歪みを防ぎメガネのずれを予防できます。以下のポイントを参考に、日頃からメガネを丁寧に取り扱いましょう。
保管
- スタンドやケースを使い、メガネを歪みや傷から保護する。
- 高温多湿を避ける。
- 傷が付くのを防ぐため、メガネを一時的に置く際はレンズを上にする。
かけ外し
- ヒンジの劣化やテンプルの広がりを防ぐため、フレームの開閉は必要な時だけ行う。
- フレームの歪みを防ぐため、左のテンプルからたたむ。
- 片手で持つとフレームが歪むため、両手でテンプルを持ってメガネのかけ外しを行う。
メンテナンス
- 汗や皮脂、化粧品などの汚れをこまめに拭き取る。
- 眼鏡店で定期的にメンテナンスをしてもらう。
汗でずれにくい
メガネフレームの特徴
汗によるずれを防ぎたいなら、そもそも顔の形に合ったフレームを選ぶことが大切です。
ずれにくさは、いくつかのパーツの相性で決まります。購入時に見ておきたい部分と、選ぶ時の目安を整理しました。
テンプル(つる)の長さ
テンプルとは、フレームの左右から後ろへ伸びて耳にかかる、細長い部分を指します。ここの長さが顔の幅と合っていないと、かけているうちにメガネが下がりやすくなります。
適切な状態の目安は、テンプルが耳のつけ根に沿ってちょうど曲がる位置にあることです。長さはメガネごとに違うため、フィッティングの時に自分の顔と合っているかを確かめておきましょう。
テンプルの細かな調整には、メガネ専用のヒーターが必要です。自分で手を加えるのは難しいため、眼鏡店に任せるのが安心です。
モダンの曲がり具合
モダンは、テンプルの先端で耳を包み込むように曲がっている部分です。このカーブが耳の形に合っていないと、耳が痛くなったり、メガネがずれ落ちたりする原因になります。
フィッティングの際に、モダンのカーブが耳のつけ根に沿っていることを確認しましょう。眼鏡店なら、専門スタッフが一人ひとりの耳の形に合わせて曲がり具合を整えてくれます。
なお、モダンだけサイズが合わない、あるいはこの部分だけ傷んできたという場合は、モダンのパーツ交換のみで対応できることもあります。
鼻パッドの形状
鼻パッドは、メガネを顔に安定させるうえで欠かせないパーツです。鼻筋の形と合っていなかったり、左右どちらかが浮いていたりすると、これもずれの一因になります。
鼻パッドの構造は、大きく分けてクリングスタイプとフレーム一体型の2種類があります。クリングスタイプでは鼻パッドが独立しているため、鼻筋や左右差に合わせて細かい調整が可能です。
一方フレーム一体型は鼻パッドの調整・交換ができないため、ずれにくいメガネを選ぶならクリングスタイプがおすすめです。
メガネのずれに関する
よくある質問
メガネのずれは、日々の生活で不快感やストレスになります。メガネが汗でずれやすいと感じたら、我慢せず対策グッズを購入したり、メガネ本体やパーツを調整・交換したりするのがおすすめです。ここでは、メガネのずれに関して、よくある質問をまとめました。
Q.鼻が低い人は汗でメガネがずれやすい?
鼻が低いと、フレームとの支点をつくりにくくメガネがずれやすい傾向があります。
しかし、鼻が低くても、フィッティングやずれ防止グッズなどで対策が可能です。例えば「鼻盛り加工」を行うと、個人の鼻の形に合わせて鼻パッドを加工するため、ぐっとずれにくくなります。
購入したばかりのメガネがずれる場合は、鼻の低さよりもフィッティングが不十分なことが原因であることが少なくありません。眼鏡店で適切なフィッティングを行い、ずれにくいメガネを購入しましょう。
Q.ずれたメガネは見た目以外にデメリットはある?
ずれたメガネをかけていると、見た目だけでなく生活の質にも影響があります。
メガネがずれると、目がレンズと適切な距離を維持できません。目がピントを合わせにくくなるため、視界にストレスを感じ頭痛や吐き気の原因になります。頻繁にかけなおす必要もあるため、仕事や勉強へ集中する妨げにもなるでしょう。
また、メガネがずれた状態でピントを合わせようとすると、目の筋肉は常に緊張を強いられることになり、その状態が続くと目の疲れにつながります。
メガネがずれると、見た目以外にもデメリットは多いです。ずれやすいと感じたら、早めに眼鏡店に相談しましょう。
Q.ずれにくくするために自分でメガネを調整することは可能?
簡単な調整であれば可能な場合もありますが、基本的には眼鏡店での調整をおすすめします。
ネジがゆるんでメガネがずれる場合には、市販の精密ドライバーを使用して自分で調整できます。締めすぎると開閉がしにくくなるため、力加減には注意しましょう。
一方、フレームや鼻パッドを自己流で調整すると、メガネを破損・変形させる危険があります。特にフレームの調整には、専用のヒーターを使った温度調節と細かな力加減が欠かせません。ドライヤーなどを使って自分でフレームを調整すると、メガネが破損し元に戻らなくなってしまうリスクがあります。
Q.メガネが汗で汚れた時のお手入れ方法は?
汗汚れは、メガネ拭きで拭き取るか、水で洗い流すことできれいになります。
服やティッシュでメガネを拭くと、レンズに細かな傷が入る恐れがあるため、必ずメガネ用のクロスを使いましょう。
汚れは水洗いだけでもある程度落とせます。洗った後は自然乾燥させ、乾いてからメガネ拭きで優しく拭き取ります。
頑固な汚れの場合など丁寧にお手入れをしたい時には、メガネ用クリーナーや中性洗剤を使いましょう。手軽さを求める方には、超音波洗浄器も選択肢になります。
まとめ
今回はメガネが汗でずれる原因と、ずれを防止・改善する方法について解説しました。
メガネが汗でずれ、その度にかけなおすのは、仕事や勉強に集中する妨げにもなります。ずれが気になり始めた段階で、早めに対策をしましょう。汗を拭き取るほかにも、鼻パッドの交換やずれ防止アイテムの活用、日々のお手入れで予防できます。
また、メガネのずれは劣化が進んでいるサインかもしれません。劣化したメガネを使い続けると、ずれだけでなく目の疲れや耳、鼻の痛みにもつながります。定期的にフィッティングをして、快適なかけ心地で毎日を過ごしましょう。






