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調光レンズは、メガネとサングラスの2役を兼ね備えた便利なアイテムです。カラーバリエーションも増え、おしゃれなメガネユーザーからも注目されています。
しかし一方で「調光レンズはダサい」という声もあるようです。この記事では、調光レンズのネガティブな意見やポジティブな意見、ダサいと思われないおしゃれな調光レンズの選び方についてご紹介しています。調光レンズを試してみたい方や購入しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
調光レンズとは
調光レンズとは、紫外線に反応して色の濃度が自動的に変化するレンズのことです。屋外で紫外線を浴びるとレンズの色が濃くなり、紫外線を浴びない室内ではクリアなレンズに戻ります。
また、調光レンズには、気温が高いほど発色が弱くなる特徴があるため、気温が高い夏よりも、気温が低い冬の方がレンズがしっかりと色づく傾向にあります。
調光レンズはどう思われている?
ダサい?かっこいい?
調光レンズには「ダサい」という意見と「かっこいい」という意見があるようです。実際のところどのように思われているのでしょうか。ここからは、調光レンズのネガティブな意見とポジティブな意見についてご紹介します。
ネガティブな意見
調光レンズには次のようなネガティブな意見があります。
- 屋外で発色したあと、室内に入った後に退色に少し時間がかかる
- レンズの濃度によっては老けて見える気がする
- 夏場など気温が高い時はサングラスとして物足りない
- レンズの色とファッションが合わない
- 車のUVカットガラスの影響でレンズの色が濃くならず眩しい
ポジティブな意見
調光レンズには次のようなポジティブな意見も多くあります。
- メガネをかけ替える手間が省ける
- 1本で2本分の用途に使えるためコスパが良い
- おしゃれ上級者に見られる
- 徐々に色が変化するためサングラスよりも自然な印象でかけられる
- 曇りの日は濃度が薄いためかけやすい
おしゃれな調光レンズの選び方
「ダサい」という印象を与えずに調光レンズをかけるには、フレームやカラー、濃度など注意すべきポイントがあります。ここでは、おしゃれな調光レンズの選び方についてご紹介します。調光レンズが気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
顔に似合うフレームを選ぶ
自分の顔に似合うフレームを選ぶことで、調光レンズをおしゃれにかけることができます。メガネの横幅や縦幅については似合う法則があります。メガネの横幅は顔幅と一致しているもの、縦幅は眉からあごの長さの3分の1のサイズのものを選びましょう。
また、顔型に似合うフレームのデザインを選ぶことも大切なポイントになります。以下は顔型に似合うフレームのデザインです。
- 丸顔型 : ボストン、オーバル、ラウンド
- 面長型 : ボストン、ウェリントン
- 卵型 : どんなフレームも合わせられる
- 逆三角形型 : ウェリントン、ラウンド、オーバル
- ベース型 : ウェリントン、ボストン
ファッションに合ったカラーを選ぶ
ファッションのカラーと調光レンズのカラーをリンクさせるのも、おしゃれに調光レンズを取り入れる選び方の一つです。ファッションのカラーとなじむレンズカラーを選ぶことで、スタイリングに統一感が出て、おしゃれな雰囲気に見せられます。
選び方のコツとして、メガネと近い距離にあるトップスのカラーに合わせて選ぶと簡単です。寒色系ならグレーやブルー系、暖色系ならブラウン系を合わせると良いでしょう。おしゃれで華やかな印象に仕上げたいなら、寒色系にパープル系、暖色系にオレンジ系などを合わせるのがおすすめです。
レンズの最大濃度で選ぶ
調光レンズの種類によってレンズの最大濃度が異なります。濃いサングラスが苦手な方は、レンズの最大濃度が45%程度の薄いタイプを選ぶと良いでしょう。
レンズの最大濃度とフレームとの組み合わせによっても印象が変わります。例えば、最大濃度が濃くなるレンズに細いメタルフレームを合わせると、個性的な印象を与えやすいです。普段使いのメガネとしては使いづらいと感じるかもしれません。濃度の濃いレンズなら、リムの太さがあるセルフレームに合わせるのがおすすめです。
好みのレンズの濃さから調光レンズを選び、その濃度に似合うフレームを選ぶとおしゃれな印象に仕上げられるでしょう。
まとめ
調光レンズは紫外線の量によってレンズの濃度が自動的に変化するため、1本持っていればサングラスにかけ替える必要がない便利なアイテムです。
ネガティブな意見やポジティブな意見がありますが、調光レンズの特性を理解した上で自分のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことで、快適に使用することができるでしょう。
今回ご紹介したおしゃれな調光レンズの選び方を参考に、自分にぴったりの調光レンズを見つけてメガネライフを楽しんでください。