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最終更新日:2024.02.29

自分に似合うサングラスの選び方は?フレーム・顔型別にご紹介!

この記事の執筆者

あさ

イメージコンサルタント

自分に似合うサングラスの選び方は?フレーム・顔型別にご紹介!

目次

サングラスはファッションアイテムとして活躍するのはもちろん、UVカットつきのサングラスを選べば夏の日差しや紫外線対策もできる便利なアイテムです。
でもどんなサングラスが自分に似合うのか分からず、取り入れることができない方も多いのではないでしょうか。サングラスの基本の選び方や顔型に合うフレームの種類を知ることで、自分に似合うサングラスを見つけることができます。

この記事では、フレームごとの印象や似合う顔型、レンズのカラー別のおすすめ利用シーンについて詳しくご紹介します。自分に似合うサングラスをかけてみたい、と考えている方はぜひ参考にしてください。

サングラスの役割

サングラスを掛けた女性のイメージ

サングラスは普段のコーデに加えることでおしゃれ度を上げてくれるファッションアイテムの一つです。また、UVカットつきのサングラスは、眩しさを軽減し、UV(紫外線)から目を守る役割もあります。

目から紫外線が入ると、脳が「強い日差しが目に入ってきた」と判断し、肌にメラニン色素を出すように命令します。肌だけでなく目に紫外線を浴びることで、日焼け、シミ・そばかすの原因になるのです。

目が紫外線によってダメージを受けると、ドライアイや充血の症状が出ることもありますし、ダメージが蓄積することで、その他の眼病につながる可能性もあります。
UVカット機能がついていないサングラスも多く販売されていますが、大事な目を守るためには、UVカットつきサングラスを使用しましょう。

サングラスの基本の選び方

サングラスを掛ける際の眉とのバランスイメージ

ここでは、サングラスの基本の選び方を解説します。

サングラスを選ぶ際には必ず試着し、まずは眉毛とサングラスのバランスをチェックしましょう。
サングラスのフレームが眉毛のラインに沿い、眉毛が隠れるくらいのバランスがベストです。

眉毛とフレームの間の隙間が広いと、バランスの悪い印象になってしまいます。

レンズの色が濃い方がUVカットも眩しさ軽減もできると思われがちです。しかし、レンズの色と紫外線カット率は関係ありません。
濃い色のレンズは眩しさを軽減してくれますが、視界が暗くなるため、光を取り込もうと瞳孔が開き、逆に紫外線を取り込んでしまいます。紫外線対策をしたい場合は、色の濃さよりも、レンズのUVカット率または紫外線透過率をチェックしましょう。雑貨店で手軽に購入できるサングラスの中には、UVカット機能がついていないサングラスもあるので、要注意です。

視力が低く普段メガネをかけている方には「度つきサングラス」がおすすめです。
メガネの視力矯正機能はそのままでカラーレンズが取り入れられているため、メガネの方にも適したアイテムです。

サングラスのフレームごとの
印象や似合う顔型

サングラスのフレームには様々な形がありますが、どれを選べばいいのか悩んでしまう方も多いと思います。それぞれのフレームの印象や、似合う顔型を解説します。

顔型は大きく分けて、丸顔型、面長型、卵型、逆三角形型、ベース型の5種類に分けて紹介しています。

ウェリントンタイプのサングラス

ウェリントンタイプのサングラス

メガネのフレームとしても定番の形が、ウェリントンタイプ。
レンズが台形のような形状で、鼻にかけるブリッジ部分がサングラスの上部にあるのが特徴です。

多くの人に似合うデザインで、メガネとしても定番の形のウェリントンは、サングラス初心者の方でも挑戦しやすい形です。
種類も豊富にあるため、自分に似合うものを見つけられます。
トレンド感を取り入れたい場合や個性を出したい場合は、カラーやデザインにこだわってみましょう。

スクエアタイプのサングラス

スクエアタイプのサングラス

横長の四角形のスクエアタイプは、シャープな印象を与えます。
レンズの形で雰囲気が変わり、縦幅の狭い細長い長方形はスタイリッシュに、正方形に近いものは個性的な雰囲気になります。

長年愛されるベーシックな形で、年齢・性別を問わず自分に似合うものを見つけやすいです。
スクエア型の直線的なラインが顔をすっきりと見せるため、顔の形が曲線的な丸顔型の方におすすめです。

ボストンタイプのサングラス

ボストンタイプのサングラス

丸みのある逆三角形のような形のボストンも、昔からあるクラシックな形です。どんなファッションとも合わせやすく、丸みのあるデザインが優しく柔らかい印象を与えます。サングラスで怖い印象になってしまうというお悩みも解消できます。

レンズが大きめで丸みがあるボストンタイプは、顔の縦幅が長めの面長型の方におすすめです。
顔の縦の印象がやわらぎ、バランスが良くなります。

ラウンドタイプのサングラス

ラウンドタイプのサングラス

名前のとおりまん丸のレンズを、2つつなぐようにブリッジが中央についている形が特徴的なラウンドタイプ。古くからある形ですが、最近人気が急上昇しています。
個性的且つおしゃれな印象で、ファッションアイテムとして身につける方も多い形です。

大きめレンズのものも多く、小顔効果も狙えます。
直線がほとんどない丸型のラウンドタイプは、特にベース型の方におすすめです。

オーバルタイプのサングラス

オーバルタイプのサングラス

卵型のような楕円形のオーバルは、優しい印象を与えます。
くせが少ない形のため、年齢・性別を問わずとり入れやすい形です。
サングラスが苦手な方にも、抵抗感が少なくかけやすいでしょう。

直線がほとんどなく、縦幅もあまりないオーバルタイプは、特に逆三角形型・ベース型の方におすすめです。顔なじみが良く、柔らかい印象になります。

ティアドロップサングラス

ティアドロップサングラス

涙のしずくのような垂れ下がった形のティアドロップは、渋くてワイルドな印象です。
レンズ自体が大きいため、顔が小さく見える効果もあります。

もともとパイロット用に設計され、アメリカ空軍の中で広まったといわれています。
ミリタリーアイテムと相性が良く、濃いレンズやミラーレンズと好相性です。

サングラスのカラー別
利用シーン

レンズのカラーによって、サングラスの印象は大きく変わります。
カラーごとの特徴と、おすすめの利用シーンをご紹介します。

グレー系

グレー系のサングラス

クールでスタイリッシュな印象のグレー系は、眩しさを軽減する効果が高いです。
定番カラーのため、サングラス初心者の方におすすめです。

色調も大きく変わらず見え方も自然なので、様々な場面で活躍します。
日差しの強い、夏の海での使用にもおすすめです。より濃いカラーの方が眩しさを軽減しますが、全体の見え方が暗くなるため、適度な濃さが良いでしょう。

ブラウン系

ブラウン系のサングラス

肌なじみの良いブラウン系は、日本人の肌に合わせやすく人気のカラーです。ブラウン系はちらつきの原因となる青色系の光を抑制します。
コントラストがはっきりとするため、クリアな視界が特徴です。

鮮明な視界を保てるブラウン系のサングラスは、細かい動きが重要なスポーツに適しています。
ゴルフのプレー時に使うと、遠景がくっきりとし、芝生の色も見やすくなります。
またフィッシングのように、竿先の素早い動きを追いかける場面でもおすすめです。


スキーやスノーボードなどのウインタースポーツをする際にも、反射光をおさえてくれます。

スポーツシーンでのサングラスの選び方についてはスポーツサングラスの最適な選び方を種類別・シーン別にご紹介!のコラムでも紹介しています。

ブルー系

ブルー系のサングラス

クールでシャープな印象のブルー系は、眩しさを感じやすい黄色系の光をカットする効果にすぐれています。視界のコントラストが落ち着き、目が疲れにくいのが特徴です。また、ブルーにはくすんだ色を中和する作用があり、疲れを感じている時にかけると顔色の印象を変えることができます。

長時間のドライブ時に使用すると、目の疲労感を軽減できます。
強い日差しを直接浴びるサイクリングや雪面やゲレンデのウィンタースポーツ、ランニングにもおすすめです。
日中の眩しさ軽減だけでなく、夜間の対向車のヘッドライトの眩しさを軽減してくれます。ただし、視感透過率75%未満(カラー濃度が25%以上)のレンズは夜間運転には不適合です。車を運転する際にカラーレンズを使用したい方は、眼鏡店で確認の上、購入しましょう。

グリーン系

グリーン系のサングラス

若々しい印象のグリーン系は、青系と赤系の光をカットする効果が高いのが特徴です。
光を平均的に抑えることで裸眼の視界に近い自然な見え方を保ち、かけていてもナチュラルに感じられます。

風景を自然な見え方で楽しめるため、ランニングや山登りなどアウトドアシーンでおすすめです。
コントラストの変化も少なく、目の負担も軽減します。

イエロー系

イエロー系のサングラス

フレッシュで明るい印象のイエロー系は、眩しさ軽減の効果は低いです。
しかしコントラストがはっきりし、少ない光でも見えやすくなります。

薄暗い場所を歩く時や、曇天・悪天候時で視界が見えづらいドライブなどで活躍します。
顔の印象を明るく見せてくれるため、ファッション性の高いアイテムとしてタウンユースにも適しています。

屋内外で使用する場合は
調光レンズがおすすめ

調光レンズの変色イメージ

調光レンズとは、紫外線の量によって色が変わるレンズです。
屋外など紫外線の強い時にはレンズの色が発色して濃くなり、室内など紫外線の弱い時にはクリアに近いレンズになります。

サングラスのかけ外しの必要がないため、旅行や屋外スポーツなどでの使用がおすすめです。

旅行中、日中の観光時にはサングラスとして眩しさを軽減し、室内に入ればメガネに変化します。
室内でも外さずに視界を保てるため、サングラスをしまう必要がありません。
手荷物を減らせるだけでなく、サングラスの置き忘れも防ぐことができ、旅行では大変活躍します。

また、屋外でのスポーツやアウトドアでも便利です。
日が陰った際や日差しの落ち着いた夜などでも、通常のサングラスと違い、明るさを保ちます。
ロードバイクやキャンプなど、1日中屋外にいるシーンでも重宝します。

まとめ

UVカット付きサングラスには、眩しさを軽減し、紫外線対策する役割があります。今回は、自分に似合うサングラスの選び方について紹介しました。

サングラスは、フレームやカラーで顔の印象が大きく変わります。選び方や顔型別の似合うフレームを知ることで、似合うサングラスを見つけることができるでしょう。

サングラスを使いたい場面に合わせて、レンズ選びも楽しんでください。
自分に似合うサングラスを見つけて、目の紫外線対策を行っていきましょう。

執筆者プロフィール

あさ

イメージコンサルタント


骨格診断・パーソナルカラー診断を使って、自分に「似合う」だけでなく自分を「好き」になるファッションのアドバイスをしている。
百貨店での勤務経験と、パーソナルカラーなどファッションに関する資格を取得し、イメージコンサルタントとして独立。
似合う色と好きな色が異なることで、ファッションを楽しめずにいた経験から、「似合う」と「好き」に落とし込むのを得意とする。
骨格診断・コスメ領域の勉強を活かしたトータル提案のほか、記事執筆などの情報発信も行う。

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