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メガネはフレームのデザインや素材、カラーなどの種類が豊富なため、新しくメガネを買う際に選び方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時にメガネ選びのポイントとなるのがトレンドです。どのようなメガネが流行るのかを知っていれば、周りと差をつけておしゃれを格上げすることができます。
この記事では、2025年の流行メガネについて詳しく解説しています。これからおしゃれなトレンドメガネを購入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
2025年最新のメガネトレンドのポイント
2025年最新のメガネトレンドは、ヨーロッパ的なトラッドのアイウェアをオマージュした立体感のあるフレームや、2000年代前半に人気だった横長形状のフレームが注目されています。また、サイズ感もポイントで、オーバーサイズが人気になっています。トレンド感のあるメガネを取り入れることで、自分のスタイルをさりげなくアップデートさせられるでしょう。以下はフレームとサイズ感のトレンドです。
【フレーム】
- スクエア(横長バランス)
- メタルフレーム
- 直線的で立体感のあるフレーム
サイズ
- オーバーサイズ
これらの要素を取り入れると、2025年らしいトレンド感あふれるアイテムを簡単に楽しめます。
2025年メガネフレームのトレンド
2025年は、2024年から引き続きメタルフレームが注目されています。ここでは、メガネフレームの最新トレンドについて見ていきましょう。
3Dプリンターメガネ

2024年に続き、2025年のトレンドとして注目されているのが3Dプリンターメガネです。すでにヨーロッパでは3Dプリンターメガネの製造が進んでいますが、今後日本でも3Dプリンターメガネの製造・販売が増えることが予想されています。
3Dプリンターメガネのメリットは、100%オーダーメイドのメガネを作れることです。ヨーロッパでは一人ひとりの顔をスキャンし、それぞれの顔に合ったフレームを製造する動きが進んでいます。
一方日本では、3Dプリンターだからこそ表現できる繊細なデザインのフレームが多くのブランドから発売されるようです。フレームが透かしレース柄になっている女性らしいデザインのものなど、今までにないメガネを楽しめるでしょう。
厚めのメタルフレーム

メタルフレームといえば細くて繊細なデザインが魅力ですが、ディテールに特徴のある厚めのメタルフレームも増えています。
太めのリムにこだわりのカッティングがされたフレームや、太めメタルフレームのブローラインタイプなど、新しい雰囲気のデザインが特徴です。また、これまでもトレンドであったビッグシェイプは、引き続き人気の傾向にあります。
大きめサイズのメタルフレームはクラシック感もあり、ファッションアイテムとして活躍するでしょう。洗練された印象に仕上げるならツヤなし、華やかな雰囲気ならツヤありを選ぶのがおすすめです。
ツートンカラーフレーム

フレームがツートンカラーになっているデザインは、2025年も人気です。彫金模様でツートンカラーを取り入れたデザインや、プラスチックインナーリムでツートンカラーを表現したデザインなどが多くおしゃれを楽しめます。
カラーがフレーム全体に目立つデザインではないため、性別や年齢、着用シーンに関係なくかけられるでしょう。トレンドのメガネをさりげなく取り入れたい方におすすめのフレームです。特に素材がコンビネーションになっているフレームだと、おしゃれ感が際立ちます。
2025年メガネサイズのトレンド
2025年は全体的にゆったりしたオーバーサイズのメガネがトレンド。よりトレンド感を出したいなら、ブリッジが狭めでレンズが大きいバランスのメガネがおすすめです。顔を包み込むフレームは、小顔効果も期待できます。また、フレーム素材も大切なポイントです。見せたい印象や目的に合った素材のフレームを選びましょう。
オーバーサイズのフレームでトレンドファッションを引き立てる
オーバーサイズのフレームは、トレンドファッションにも負けない存在感があります。エレガントなファッションにはメタルフレームが相性抜群です。トレンドを引き立てて、自分らしい個性を表現しつつ、おしゃれな印象を演出します。
ウェリントンやボストンでコーデのアクセントに
年齢や性別に関係なく取り入れやすいウェリントンやボストンは、誰にでも合わせやすいため、様々なコーデのアクセントとして活躍します。ファッションと同系色のフレームや、カラーレンズを組み合わせるのもおすすめです。
春夏のトレンドカラー「モカムース」や「オレンジ系」を取り入れる
大きなフレームは、小顔効果が期待できることもうれしいポイントです。かけるだけでキュートな印象を与えることができるため、デートやおしゃれなシーンにも役立ちます。2025年春夏のトレンドカラーは「モカムース」や「オレンジ系」です。ブラウン系フレームを合わせて、おしゃれな装いを楽しみましょう。
日本メガネ大賞から
トレンドを読み解く
日本メガネ大賞とは、毎年7月1日以降に国内外で発売されるメガネフレームやサングラスの応募の中から、デザインや機能が最も優れている製品を表彰するメガネ業界屈指のデザインアワードです。
大賞の審査および選考は、日本メガネ大賞審査委員会によって行われ「iOFT(メガネ展示会)」でグランプリ・入賞作品が発表、表彰されます。
2024年の「デザイン部門」と「テクノロジー部門」に、今回から「キッズ部門」と「アクセサリー部門」が追加されました。デザイン部門のグランプリには天然の原材料で、アート性の高いメガネ、テクノロジー部門のグランプリにはテンプルに弾性のあるワイヤーを組み込んだメガネが受賞しています。
トレンドをうまく取り入れる方法を年代別に解説
20代
20代には、個性的でトレンド感のあるメガネが似合います。太めのオーバーフレームや、テンプルのみが太くなったデザイン性のあるメガネもおすすめです。ビッグシェイプのメタルフレームに挑戦してみるのも良いでしょう。
30代
30代には、大人っぽさを印象づけるコンビネーションフレームや、落ち着いたカラーのメガネが人気です。ブリッジやヨロイ、テンプルなど、細部にメタルを使用したフレームは、センスの良さとインテリジェンスな雰囲気を演出できます。
40代
40代には、シックなデザインやクラシカルで高級感のあるフレームがおすすめです。自分に似合うメガネは、周りに余裕のあるスマートな印象を与えます。40代のライフスタイルを引き立てるメガネを選びましょう。
50代
50代には、品格のあるデザインと機能性が備わったメガネ選びが大切です。リーディンググラスが必要な年代になるため、自分の目の状態に合った機能をつけることで、ストレスなくメガネをかけられます。また、自分の肌に合ったカラーレンズを選べば、素敵な印象に見せることもできます。
自分に合ったメガネの選び方
自分に合ったメガネを選ぶには、ポイントがあります。それぞれ詳しく説明します。
顔型
自分の顔型に合わせてフレームのサイズを意識して選ぶことで、バランスよくメガネをかけることができます。縦幅は眉からあごの長さの3分の1、横幅は顔の横幅と同じくらいのフレームを参考に選びましょう。以下は顔型に似合うメガネです。
丸顔型
丸顔型は顔の輪郭が丸みを帯びていて、頬もふっくらしています。丸顔型に似合うフレームは、顔の輪郭と同じ曲線タイプのラウンドやボストン、オーバルです。
面長型
面長型は顔の輪郭が楕円形で、上下に長さがあります。そのため、顔の長さを強調しないフレーム、オーバルやウェリントンが似合います。
卵型
卵型はバランスのとれた顔型をしているため、なりたい印象を演出できるフレームを選ぶと良いでしょう。可愛い印象には曲線タイプのラウンド、スマートな印象にはスクエアがおすすめです。
逆三角形型
逆三角形型は顔の長さが短めで、あごに向かって細くなっています。逆三角形型に似合うのは、顔の長さを強調しないスクエアやウェリントンです。
ベース型
ベース型は名前の通りホームベースのような輪郭が特徴です。ベース型には、角ばったフェイスラインをやわらげるウェリントンやボストンが似合います。。
髪型
髪型に合ったメガネを選ぶことで、全体の印象がより洗練されます。ショートやロング、前髪の有無に応じてフレームの形や太さを選ぶとバランスが良くなります。
フレーム
ここでは、人気のフレームや特徴について解説します。なりたい印象や顔型に合わせて、取り入れてみましょう。
クリアフレームの特徴

クリアフレームはセルフレーム部分が透明になっているデザインです。数年前から注目されていたフレームですが、著名なインスタグラマーやモデルがかけていることで人気が急上昇しています。
目元に影ができないため肌のトーンが明るく見え、涼しげな印象の目元が作れるのが魅力です。春夏向きのフレームという印象がありますが、秋冬ファッションに合わせるとコーデにこなれ感が出て、おしゃれ度がアップします。
おしゃれ度を上げたいけれど、メガネで顔の印象を変えたくない方におすすめです。
ウェリントンの特徴

クラシックメガネの定番「ボストン」と並んで人気なのが「ウェリントン」です。台形を逆にしたような形で少し丸みがあります。
丸みを帯びたフレームはスクエアよりも顔なじみがよく、年齢や性別に関係なくかけられるフレームです。また上下幅が広く少し大きめのフレームのため、小顔効果が期待できます。
フレームの素材やリムの太さを変えることで、ビジネスやプライベートなど様々なシーンに活躍するデザインです。かちっとしすぎず知的で落ち着いた印象を与えます。
多角形フレームの特徴

多角形フレームは、五角形以上の角のあるデザインが特徴のフレームです。六角形(ヘキサゴン)や八角形(オクタゴン)など種類が豊富で、同じ六角形でもラウンドよりのものやスクエアに近いものなどがあります。
スタイリッシュな印象のフレームで、おしゃれなメガネユーザーから非常に人気のあるメガネです。多角形フレームは、角があるため顔をシャープに見せる効果が期待できます。丸顔型やベース型、面長型の方に似合います。
ボストンの特徴

ボストンメガネは、逆三角形のような形をしたフレームです。角がなく丸みのあるデザインは、クラシックでおしゃれな雰囲気を演出してくれます。くせがなく誰でも合わせやすく、幅広い年代の方から支持されているメガネです。
ボストンはレンズの縦幅が広めでフレームの下に向かって細くなっています。顔の長さをカバーして小顔見せ効果を発揮するため、面長型や逆三角形型、ベース型の方に似合います。
クラウンパントの特徴

クラウンパントは、ボストンの上辺を一直線にカットした形状のフレームです。ボストンの柔らかさにシャープさが加わることで、よりクラシックで洗練された印象を与えることができます。近年、おしゃれなメガネとして注目されており、多くのブランドから様々なデザインのものが発売されています。
シンプルなファッションもクラウンパントをかけるだけで一気におしゃれを格上げできます。クラウンパントに似合う顔型は丸顔型です。丸顔の柔らかい雰囲気を残しながらもすっきりとした印象を演出できるでしょう。
カラーレンズ
パソコン使用時の眩しさの軽減や紫外線対策のための機能はもちろんのこと、おしゃれの面からカラーレンズを取り入れる方も増えています。
薄いカラーレンズは取り入れやすく、普段の雰囲気をさりげなく変えられるためおすすめです。またトレンドカラーを使用すれば、おしゃれな雰囲気を演出できます。
色の持つ特徴を活かして与えたい印象を演出できるため、男女問わず人気です。特に女性の場合は、目元のくすみをカバーしたり血色をよく見せたりする効果も期待できます。
まとめ
2025年は、最新の技術を駆使した3Dプリンターメガネが多く出てくると予想されます。また、ツートンカラーなど、さりげなくカラーを取り入れたフレームもポイントになるでしょう。注目のフレームはクラウンパントです。ボストンやウェリントンと並んで新定番となることが予想されます。
クラウンパントは、すでに様々なデザインが販売されていますが、周りと差別化するならダブルブリッジのクラウンパントがおすすめです。おしゃれ感をより印象づけられるでしょう。また、全体的にゆったりしたオーバーサイズのフレームも人気が続く傾向にあります。
2025年のトレンドは個性の強いフレームも多く見られますが、素材やデザインなどをうまく取り入れて、自分に似合う新しい1本をぜひ見つけてください。