目の病気
最終更新日:2024.04.26

ぶどう膜炎はなぜ起こる?症状や合併症、検査方法など徹底解説

この記事の監修者

佐藤 香

アイケアクリニック本院院長、アイケアクリニック東京 院長

ぶどう膜炎はなぜ起こる?症状や合併症、検査方法など徹底解説

目次

「ぶどう膜炎と診断されたけど、そもそもぶどう膜炎ってなに?」と、あまり聞きなれない名前に戸惑っていませんか。ぶどう膜炎とは、眼内のぶどう膜という組織が炎症を起こし、特徴的な充血や視力低下を引き起こす眼疾患です。

ぶどう膜炎は定期的に眼科での治療や経過観察が必要となります。本記事では、ぶどう膜炎の原因から治療方法まで詳しく解説します。

ぶどう膜炎とは?

ぶどう膜炎がどのような病気か理解するために、「ぶどう膜」という目の組織についても知っておきましょう。

ぶどう膜の概要

ぶどう膜の概要の図

ぶどう膜は、虹彩、毛様体(もうようたい)、脈絡膜(みゃくらくまく)の3つをまとめて指した名前です。上図の通り、眼球の前方から後方まで、眼球の内部を包むように存在しています。

名前の由来は、メラニン色素に富んだ組織の色が、フルーツのぶどう色によく似ているからです。

虹彩の役割は、縮まったり広がったりして、目に入る光の量やピントを調節することです。虹彩には虹彩紋理(もんり)と呼ばれる、一人一人違った模様があります。虹彩紋理は目の中で保護されており、形状が変わりにくいことから虹彩認証にも用いられます。

毛様体は、脈絡膜と虹彩の中間にあり、細かい筋肉のかたまりでできている組織です。毛様体からは水晶体を支えるチン小帯が伸びていて、緩んだり固くなったりしてピントを合わせる働きをします。また、毛様体は眼圧を一定に保つ房水(ぼうすい)を作っている組織でもあります。

脈絡膜は血管が豊富で、網膜に酸素や栄養を送り込むための重要な組織です。網膜が光をキャッチし、視覚情報に変換するためのエネルギーは、脈絡膜から供給されています。

メラニン色素がかなりの量で存在するため、目の中に外部からの光が入らないよう暗幕の役割もしています。

ぶどう膜炎の概要

ぶどう膜炎とは、虹彩、毛様体、脈絡膜のどこかに炎症が起こる眼疾患です。ぶどう膜に限らず目の中全体の炎症を指す場合は「眼内炎(がんないえん)」とも呼ばれることがあります。

ぶどう膜には血流が豊富にあるため、目の中でも特に炎症が起こりやすい組織です。血管に異常があると、血漿成分が血管の壁から漏れ出て、ほかの細胞を侵しやすくなります。その結果、炎症が起こりやすくなるのです。

ぶどう膜炎の原因はさまざまで、必ずしも目の中だけにあるわけではありません。全身疾患とも関連することが多く、治療は目だけでなく、全身を対象に行うこともあります。ぶどう膜炎は重症になると失明することもあるため、早期治療が重要です。

ぶどう膜炎の症状一覧

ぶどう膜炎の原因が全身疾患にある場合、ぶどう膜炎と全身の症状が併発することがあります。

ぶどう膜炎を発症したとしても、自分で気づく人はほとんどいません。そのため、異常を感じても眼科を受診しなかったり、自己判断で経過観察してしまったりする人もいます。

次に紹介する代表的な症状や全身疾患の既往があるなら、目の異常とぶどう膜炎の関係を疑ってもいいかもしれません。何かおかしいと感じたら早めに医師の診察を受け、些細なことでも申告しましょう。

代表的な症状

ぶどう膜炎の代表的な症状には、次のようなものがあります。

視力低下

視力低下イメージ

視力低下はどの眼疾患でも起こりやすい症状です。ぶどう膜炎で炎症が目の中にあると濁りが強くなり、視力が下がります。白内障や緑内障などを合併して視力が悪くなることもあります。

飛蚊症

飛蚊症イメージ

飛蚊症は炎症で目の中が混濁し、透明度が落ちると現れる症状です。「虫が飛ぶ」「糸くずや髪の毛のようなものが飛ぶ」といった症状があります。生理的なものと病的なものがあり、急に飛蚊症が増えたら要注意です。

毛様充血

充血のイメージ
充血のイメージ 結膜充血
  • まぶたの裏側や白目部分
  • 目やに、涙を伴う
充血のイメージ 毛様充血
  • まぶたの裏まで充血しない
  • 涙は出るが目やには出ない
  • 青紫色を帯びた充血
充血のイメージ 結膜下出血
  • 痛みやかゆみはない
  • 白目がべったりと赤く染まる

充血にはいくつか種類がありますが、ぶどう膜炎で特徴的なのは毛様充血(もうようじゅうけつ)です。黒目の周囲から太くうねるように伸びる充血で、赤く血走っているのがわかります。

眼痛

房水の循環イメージ

ぶどう膜炎によって炎症細胞が虹彩で発生すると目の痛みが生じます。また、虹彩が水晶体と癒着してしまうと、房水が循環できず眼球内に溜まるため、眼圧が上昇し、目が圧迫されるような重い痛みを感じることがあります。

サルコイドーシス

肺サルコイドーシスのイメージ

サルコイドーシスは厚生労働省の特定疾患に認定されており、20代と50代以降の2つの年代で発症のピークがあります。

サルコイドーシスになると、体のさまざまな臓器に肉芽種(にくげしゅ)と呼ばれる炎症反応が起こります。肺病変として発見されることが多く、胸部エックス線写真にはリンパ節の腫れがみられます。

ぶどう膜炎の所見としては、虹彩に結節という小さなしこりが多発します。炎症が強くなったり弱くなったりしながら続く慢性疾患のため、再発を繰り返すことが多いです。治療せず放置していると、白内障や緑内障を合併しやすくなります。

原因がわかっているぶどう膜炎の中で、最も多いのがサルコイドーシスです。欧米に比べて日本では2倍以上がサルコイドーシスからぶどう膜炎を併発しています。

( 写真出典 : 国府台病院リウマチ膠原病科 / サルコイドーシスの呼吸器病変 https://www.ncgmkohnodai.org/サルコイドーシス/肺サルコイドーシス

ベーチェット病

ぶどう膜炎によるベーチェット病の主症状

ベーチェット病は全身に繰り返し起こり、皮膚や粘膜の炎症を伴う原因不明の疾患です。完治しにくいため、厚生労働省の特定疾患に認定されています。

世界の発症地域が日本からアフリカ北部まで、シルクロードに沿って水平に分布しているのが特徴的です。世界的に見ても日本人の有病率は高いと言えます。

ベーチェット病の特有の症状は、難治性の口内炎、ぶどう膜炎、皮膚症状、外陰部の潰瘍(かいよう)が代表的です。そのほかにも血管や消化器、神経症状も含め、多様な症状があります。

口内炎はベーチェット病の95%以上に発症し、10日以内に治るものの、再発を繰り返します。皮膚には結節性紅斑(赤いできもの)ができ、外陰部の潰瘍では痛みも伴います。

ひとつの症状だけでベーチェット病を診断することはありません。複数の症状を総合的に判断して診断します。

ぶどう膜炎の症状としては、視力障害や充血、眼痛などが発作的に生じます。脈絡膜の炎症が網膜の中心付近で生じると、視力の回復は難しくなります。

( 写真出典 : 横浜市立大学眼科先進医療学講座 / ベーチェット病 https://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~amod/kenkyu/behcet.html

原田病(Vogt-小柳-原田病)

原田病(Vogt-小柳-原田病)のイメージ

原田病はメラニン(色素)細胞に対する自己免疫疾患です。自己免疫疾患とは、もともとは異物から体を守るための免疫システムに異常が起こり、なぜか自分の体を異物とみなして攻撃してしまう疾患のことです。

目の症状より先にめまいや難聴、耳鳴りなど耳の症状を発症します。また、髄膜炎を起こしていると頭痛や嘔吐がひどく、脳神経科を先に受診して原田病と診断されることもあります。

そのほかの症状として、メラニンの異常により皮膚や眉、髪の色素が抜け、白斑や白髪が増えると外見の変化も目立つでしょう。もともと色素の薄い白人より、有色人種に多い疾患です。

( 写真出典 : 江口眼科病院 / ぶどう膜炎 https://eguchiganka.co.jp/kanjyasamahe/menociryoshuzyutu/budoumakuen/

夕焼け状眼底のイメージ

ぶどう膜炎の症状は、急激に目の中に炎症が起こり、両眼の視力低下を生じることです。また、脈絡膜の色素が失われると、脈絡膜の血流が赤色に見えるため「夕焼け状眼底」と呼ばれます。

炎症の程度が強いと両眼に網膜剥離が起こることもあり、治療の遅れや適切な治療がなされないときは失明する可能性もゼロではありません。

( 写真出典 : 目医者情報 / 原田病(VKH)の白髪と夕焼け状眼底 https://meisha.info/archives/1720

ぶどう膜炎の検査方法

ぶどう膜炎の検査方法は、ぶどう膜炎そのものの検査と、全身疾患の特定をするための2つがあります。

ぶどう膜炎の検査

  • 前眼部検査
    細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)を使い、医師が前眼部(外から見える範囲)の検査をします。虹彩の結節や炎症細胞の浮遊している様子がわかります。
  • レーザーフレアメーター
    目の中、角膜と水晶体の間にある「前房」に溜まっている炎症を、特殊なレーザーの光で測定し定量します。炎症が強いと眼圧が上昇し、視力にも影響します。眼圧については「眼圧が高い…?要因・対策について解説」もご覧ください。
  • 眼底写真検査
    眼底写真では眼底の色調の変化、血管の走行、出血の有無など、画像からさまざまな情報が得られます。サルコイドーシスでは雪玉状の混濁や、原田病では夕焼け状眼底など、特有の症状がわかります。
  • 光干渉断層計
    光干渉断層計では、眼底写真からはわかりにくい、網膜から脈絡膜までの断面を撮影できます。網膜の病巣や、視力をつかさどる黄斑部(おうはんぶ)がどの程度侵されているかがわかります。
  • 蛍光造影眼底検査
    造影剤を静脈から注入し、造影剤がどのくらいのスピードで血管に流れているか、どのくらいの範囲で血管から漏れてしまっているかを確認できます。

全身疾患を特定するための検査

  • 房水採取検査
    原因を特定しにくいぶどう膜炎の場合、房水を採取して、ぶどう膜炎の原因を探ります。特に感染性のぶどう膜炎かどうか判定するためにも、ウイルス・真菌・細菌などの有無を知る必要があります。
  • 眼内液遺伝子検査
    手術で眼内液を採取し、ぶどう膜炎の原因特定をします。約30%は原因不明と言われているぶどう膜炎の診断の精度が高まる検査です。
  • 脳せき髄液検査
    背骨の間から針で脳せき髄液を採取し、リンパ球系の細胞の量を調べます。原田病ではリンパ球系細胞の増加が90%以上にみられます。
  • 胸部エックス線写真検査
    胸部のエックス線写真を撮影すると、サルコイドーシスに特徴的な、肺に見られるリンパ節の腫れを発見できます。
  • ツベルクリン反応
    ツベルクリン反応の有無で、ぶどう膜炎の原因疾患を判定する方法です。皮膚にツベルクリン液を注射し、48時間後の腫れを見ます。サルコイドーシスでは約55%が陰性に、結核性では強陽性になります。
  • 採血検査
    感染症や寄生虫の鑑別、ヘルペスや梅毒など免疫系疾患の鑑別のために、採血検査を行います。

ぶどう膜炎の原因とは?

ぶどう膜炎の原因は、病原菌の感染による「感染性ぶどう膜炎」と、免疫異常による「非感染性ぶどう膜炎」の2つに分類できます。その一方で、約30%のぶどう膜炎は原因がわからないままです。

ぶどう膜炎を発症すると他の眼疾患も合併することがあり、注意が必要です。

病原菌の感染が原因「感染性ぶどう膜炎」

感染症にかかり、結果としてぶどう膜炎を発症することがあります。最も多いのはヘルペス性のぶどう膜炎です。ストレスなどによって免疫力が低下した際、ヘルペスウイルスが活性化して目の中で炎症が起きてしまいます。

そのほかの原因となる菌やウイルスに該当するのは、結核性ぶどう膜炎やトキソプラズマぶどう膜炎などです。結核性ぶどう膜炎は、高齢化に伴って再び結核菌に感染することで発症する可能性があります。また、猫やブタなどからトキソプラズマに感染した際も、ぶどう膜炎には気をつけましょう。

いずれも近年は徐々に減りつつありますが、高齢化という環境の変化が罹患率に影響するかもしれません。

免疫異常が主な原因「非感染性ぶどう膜炎」

感染症が原因ではないぶどう膜炎のうち、原因がわかっているものでは、自己免疫疾患による発症が多くを占めています。先にも述べた原田病のほか、腎臓と眼内に炎症が起こるぶどう膜炎間質性腎炎症候群や、リウマチに伴うぶどう膜炎も自己免疫疾患によるものです。

また、2009年の調査ではサルコイドーシス、原田病に次いで、急性前部ぶどう膜炎がかなりの頻度を占めています。急性前部ぶどう膜炎は、眼内の前方でぶどう膜炎を繰り返す疾患で、HLA-B27という遺伝子が関わっていることがあります。

なお、非感染性のぶどう膜炎は人にうつることはありません。

合併症

ぶどう膜炎になると眼内の炎症によって、次のような合併症を引き起こす可能性が高まります。

併発白内障

白内障イメージ

炎症が続くと、水晶体は房水から栄養を受け取りにくくなり、透明度が落ちて濁ってしまいます。また、副腎皮質ステロイドの長期使用によっても白内障になることがあります。白内障については「白内障とは?原因と治療、予防方法を医師が解説」をご覧ください。

続発緑内障

緑内障発症のイメージ

炎症によって目の中を循環する房水の流れがせき止められると、眼圧がどんどんと上がってしまいます。眼圧の上昇により視神経を傷め、視野が欠けていく病気が緑内障です。緑内障については「緑内障とは?原因・症状・治療・予防方法等をご紹介」も参考にしてください。

眼球癆(がんきゅうろう)

房水を産生している毛様体が炎症によって機能低下すると、房水そのものが作られなくなってしまいます。その結果、眼球が本来の形を保てなくなり失明する病気を眼球癆と言います。

網膜剥離

網膜剥離の症状

炎症細胞が網膜を侵し、壊死や浮腫を引き起こします。網膜の裏に漏れ出た成分が溜まると網膜が浮かび上がり、網膜剥離になる可能性があります。網膜剝離については、「網膜剥離とは?原因・症状・治療・予防方法等をご紹介」を参照してください。

ぶどう膜炎の症状別の治療方法

ぶどう膜炎の治療は、原因を特定し、原因疾患の治療を合わせて行う必要があります。ただし、共通認識として「原因が何であれ、眼内が炎症で濁っていたら、すみやかに炎症を抑える」という鉄則があります。

ぶどう膜炎は原因がわからないことも多く、完治が難しい病気でもあります。何度も再発することが多いため、快方に向かったからといって受診を自己中断すると、早期の治療ができなくなる可能性もあります。一度発症したら慎重になり、必ず医師の指示通り眼科を受診しましょう。

感染症が原因の場合の治療

感染症が原因の場合は、感染した菌やウイルスに対する治療法があります。

ヘルペス性ぶどう膜炎では、抗ヘルペスウイルス薬と副腎皮質ステロイドの併用が基本です。副腎皮質ステロイドは副作用も強いため、急性期の炎症を抑えるために使用し、なるべく早く使わないようにするのが望ましいでしょう。

結核性ぶどう膜炎では、抗結核薬を最低でも6ヶ月の間投与が必要です。炎症が強い場合にはステロイドも併用されます。

トキソプラズマ眼内炎には、抗トキソプラズマ薬を4~6週間投与します。感染症が悪化するため、副腎皮質ステロイドのみの治療は避けなければなりません。

梅毒性ぶどう膜炎ではペニシリン療法を実施し、炎症によって視力障害が悪化する恐れのある場合は、状況によって副腎皮質ステロイドも併用します。

非感染症が原因の場合の治療

非感染症のぶどう膜炎では、治療の原則は副腎皮質ステロイドを使用することです。副腎皮質ステロイドには副作用もあるため、炎症や強さや視力への影響がどれだけあるかによって、十分注意しながら投与します。

副腎皮質ステロイドの全身投与ですぐに症状が改善する疾患もあれば、局所投与で効果が見られない場合に全身投与へシフトする疾患もあります。また、症状に応じて免疫抑制剤や、炎症の原因を抑える生物学的(バイオ)製剤も併用します。

全身疾患が原因によるぶどう膜炎では、眼科だけでなく内科や耳鼻科、脳神経科との連携が重要です。

サルコイドーシスの治療

サルコイドーシスは慢性疾患のため、しばしば再発を繰り返し、治療をしても10~20%は完治しにくい病気です。治療の基本は副腎皮質ステロイドを使用して炎症を抑え、不可逆的な視力障害が起きないようにすることです。

虹彩の炎症に対しては副腎皮質ステロイド、虹彩の癒着を防ぐためには瞳孔を開きっぱなしにする散瞳薬が有効です。網膜や脈絡膜の炎症には、一定期間ステロイドの全身投与を行います。

ベーチェット病の治療

発作を繰り返すため、できるだけ早く炎症を引かせることが課題です。発作時には副腎皮質ステロイドの点眼と、虹彩の癒着を防ぐための散瞳薬を用いて、なるべく症状を軽くできるようにします。完全に治す治療方法はなく、10年単位で長期的に付き合っていかなければなりません。

原田病の治療

副腎皮質ステロイドを初期の段階で大量に全身投与し、メラニン細胞に対する自己免疫の攻撃を止めさせることが目的です。

ステロイドを大量投与して徐々に減らすステロイド大量療法と、入院しながら3日間ステロイドを投与し続けるステロイドパルス療法があります。

糖尿病などで副腎皮質ステロイド療法ができない場合や、再発を繰り返す場合には、免疫抑制剤や生物学的製剤が有効です。なお、虹彩の癒着を防ぐために散瞳薬も点眼し続けます。

ぶどう膜炎にならないための
予防法は?

運動と、食事に気をつけてストレスを解消し免疫力が低下しないよう心がけましょう。

ぶどう膜炎は誰でも発症する可能性のある疾患です。ぶどう膜炎は生活習慣病とは異なり「こうすればぶどう膜炎にならない」と言い切れる予防法はありません。

しかし、免疫力が落ちないようにすることで防げるぶどう膜炎もあります。ぶどう膜炎が起こる原因には、生活の中で抱えているストレスにより、免疫が落ちて感染症にかかり、炎症が起きることがあるからです。

食生活の見直しや軽い運動を継続して、ストレスを解消し免疫力が低下しないよう心がけましょう。

まとめ

今回はぶどう膜炎の原因や症状、治療法について解説しました。ぶどう膜炎には感染性と非感染性があり、どちらも積極的な治療をしなければ失明にいたる可能性があります。ぶどう膜炎は全身疾患と関係することが多く、治療には副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤、生物学的製剤の併用が必要です。

ぶどう膜炎は再発を繰り返すことで有名です。一度診断されたら、必ず医師の指示に従って眼科に通院してください。早期に適切な治療をすれば、症状を抑えられる可能性が高くなります。焦らず気長に治療に臨みましょう。

監修者プロフィール

佐藤 香

アイケアクリニック本院院長、アイケアクリニック東京 院長

HP:https://www.eye-care-clinic.jp/

著 書

『年間2,000件の白内障手術を手掛けるスゴ腕ドクター佐藤香院長の白内障治療Q&A』(幻冬舎)/ 『スゴい白内障手術』(幻冬舎) / 『目は若返る 50歳からの眼科治療』(幻冬舎)

年間2,000件以上の手術を行う。 とくに最先端の多焦点眼内レンズの豊富な知識を駆使して、多焦点眼内レンズと白内障レーザー手術において抜群の治療実績を誇る。その他、網膜硝子体や緑内障の手術も担当。
まぶたの手術やボトックス注射など、眼科医としての視点を活かした目周りの美容にも注力。また、校医を務めるなど、地元住民のかかりつけ医として地域医療にも貢献している。日々のちょっとした悩み相談から高度な治療まで、総合的な目のケア一「トータルアイケア」の提供を目指す。
現在、注目の眼科女医として、テレビやラジオ、新聞、雑誌など、さまざまなメディアに取り上げられている。

【所属学会】
日本眼科学会 / 日本白内障屈折矯正手術学会 / 日本眼科手術学会 / 日本緑内障学会 / 日本近視学会

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