メガネ
最終更新日:2026.06.26

メンズスーツに合うメガネとは?選び方のポイントやおしゃれに楽しむコツを紹介

メンズスーツに合うメガネとは?選び方のポイントやおしゃれに楽しむコツを紹介

目次

メンズスーツにメガネを合わせると、スタイルの印象が大きく変わります。スーツとの組み合わせによって、品格のあるスマートな雰囲気を演出したり、おしゃれで垢抜けた印象に見せたりと様々なスタイルを表現することができます。

一方で、フレームの形や素材、カラーによっては、アンバランスな印象になってしまうことも少なくありません。

この記事では、スーツに合うメガネ選びやおすすめのフレーム、おしゃれを楽しむコツについて詳しくご紹介します。メガネを合わせる際のマナーについてもお伝えするため、ぜひ最後までご覧ください。

メンズのスーツスタイルに合う
メガネの特徴

スーツスタイルに合うメガネには、それぞれの魅力や印象を損なわないための共通した特徴があります。ここでは、メガネ選びをするうえで欠かせない、メンズのスーツスタイルに合うメガネの特徴について解説します。

スーツのデザインと統一感がある

メガネをかけたスーツスタイルの男性

スーツスタイルに合うメガネの特徴として大切なのが、フレームのデザインや素材、カラーがスーツと調和していることです。どんなにおしゃれなデザインのメガネでも、テイストが合っていない組み合わせでは統一感がなく、ちぐはぐな印象のコーディネートになってしまいます。

例えば、フォーマルなスーツに太めのフレームや色の主張が強いフレームを合わせると、スーツの品格を損なう可能性があります。また、カジュアルなスーツに細すぎるメタルフレームや堅すぎるデザインのフレームを合わせた場合、ミスマッチな印象を与えかねません。

着こなしと統一感のあるメガネを選ぶことで、双方の良さも際立ち、洗練されたコーディネートが完成します。

TPOに合っている

メガネをスーツスタイルに取り入れる際は、見た目のおしゃれさだけでなく、TPOに合っているかどうかも大切な判断基準となります。

正式な場ではきちんとした印象を演出できるメガネが適しており、重要な商談や改まった会議の場では、シンプルで落ち着いたデザインのメガネが誠実で信頼感のある印象を与えます。

一方で、クリエイティブな職種やカジュアルな場面では、個性的なデザインのメガネが自分らしさの表現として違和感なく受け入れられることもあります。TPOに合わせて場の空気を読みながらメガネを使い分けることが、ビジネスパーソンとしての好印象につながるでしょう。

メンズスーツに合う
おすすめのメガネフレーム

メガネは、フレームの形状によって周りに与える印象が大きく変わります。特にスーツスタイルを引き立てるメガネは、清潔感や信頼感、知的な雰囲気を演出するうえで重要なアイテムです。ここでは、メンズスーツとの相性が良く、ビジネスシーンでも取り入れやすいおすすめのフレームを3つご紹介します。

スクエア

スクエアフレームのメガネをかけた男性

スクエアフレームは、横長の長方形に近い形状をしたメガネです。直線的なラインがスーツの持つシャープさと相性が良く、知的でクールな印象を演出します。ビジネスシーンにおいて誠実さや信頼感を与えたい方におすすめのフレームです。

丸顔型の方がかけると、フェイスラインを引き締めて顔をすっきりと見せてくれる効果も期待できます。スリーピースやダブルスーツなど、フォーマルな雰囲気の強いスーツにも自然になじむ、日常からビジネスまで幅広く活躍する定番フレームです。

ボストン

ボストンフレームのメガネをかけた男性

ボストンフレームは、丸みのある逆三角形のような形状をしたメガネです。知性と柔らかさを兼ね備えたクラシックなデザインで、穏やかで落ち着いた印象を与えます。四角型やベース型の方に似合いやすく、丸みのあるデザインが顔の輪郭をやわらげてくれます。

きちんとしたスーツスタイルを堅すぎない雰囲気に仕上げるため、真面目さの中に親しみやすさと穏やかさを演出することができます。優しい雰囲気になるため、グレーやベージュなど、シックな色のスーツと相性が良いフレームです。

ウェリントン

ウェリントンフレームのメガネをかけた男性

ウェリントンフレームは、上辺が広く下辺が狭い逆台形のような形状のメガネです。直線的なシャープさと丸みを融合させたデザインで、上品な落ち着きとカジュアルな抜け感のどちらも持ち合わせています。レンズ幅が広く、面長の方の縦長な印象をカバーしてくれるフレームです。

ビジネス向けのきちんと感がありつつ、柔和でおしゃれな大人の雰囲気を演出できます。スーツに合わせると、知性と親しみやすさが調和した上品な印象を与えてくれるでしょう。

メンズスーツに合う
メガネ選びのポイント

スーツに合うメガネを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。フレームの素材やカラー、リムの種類を意識することで、スーツスタイルの印象をより引き立てられます。ここでは、メンズスーツに合うメガネ選びの具体的なポイントについて解説します。

1.フレームの「素材」

フレームの素材は、質感によって相手に与える第一印象が異なります。また、耐久性にも違いが出るため、使用シーンを考慮して選ぶことが大切です。

メタルフレーム

メタルフレームのメガネをかけた男性

メタルフレームは、金属素材を使用したフレームで、細くシャープなラインが特徴です。スーツスタイルとの親和性が高く、理知的でスタイリッシュな印象を与えます。軽量で長時間かけていても疲れにくい点も魅力の一つです。

また、ツヤとマットタイプの2種類があります。華やかさや高級感を出したい場面にはツヤ、落ち着いたシックな印象を求めるならマットタイプを選ぶと良いでしょう。

セルフレーム

セルフレームのメガネをかけた男性

セルフレームは、プラスチック素材を使用したフレームです。存在感があり、自分らしさやトレンド感を取り入れやすいため、スタイルにアクセントを加えたい時に活躍します。

スーツに合わせる場合は、薄型のデザインがおすすめです。程良いフォーマル感を保ちながら、親しみやすく温かみのある印象を演出できます。

2.フレームの「カラー」

フレームのカラーは、スーツスタイル全体の印象に大きく影響します。特に、ビジネスシーンでは、ブラックやネイビー、ブラウン、ゴールド、シルバーといった、落ち着いたカラー選びが基本です。

スーツの色と合わせてカラーを選ぶと、統一感のある洗練された印象を与えられるでしょう。例えば、ネイビーやグレーにはネイビー・グレー系のセルフレームやシルバー系のメタルフレーム、ブラウン系にはべっ甲・ブラウン系やゴールド系のメタルフレームがよく合います。

3.フレームの「リム」

リムとはレンズを囲む枠のことを指し、顔の印象を左右する要素の一つです。「フルリム」「ハーフリム」「リムレス」の3種類があり、それぞれ与える印象が異なります。ここでは、リムの種類と特徴についてご紹介します。

フルリム

フルリムフレームのメガネ

フルリムは、レンズ全体をフレームで囲んだタイプのメガネです。存在感があるため、個性を演出したり、顔の印象を引き締める効果が期待できます。フレームの主張が強いため、きちんとした印象を与えたいスーツスタイルに適しています。

また、デザインや素材の選択肢が豊富で、スーツに合わせてコーディネートしやすいことも特徴です。価格帯も手頃なものが多く、レンズをしっかり支える構造で耐久性が高いため、日常使いにも適したリムだといえます。

ハーフリム

ハーフリムフレームのメガネ

ハーフリムは、レンズの上半分だけをフレームで囲んだタイプのメガネです。フルリムよりも軽やかで、洗練されたスマートな印象を与えます。ビジネスシーンでも取り入れやすく、スーツスタイルに程よい抜け感を演出したい方におすすめです。

顔周りへの視覚的な重みが軽減されるため、黒や濃紺などダークカラーのスーツとも、きちんと感を保ちながらバランスよく合わせられます。

リムレス

リムレスフレームのメガネ

リムレスは、フレームがなくレンズに直接テンプルやブリッジを取り付けるタイプのメガネです。フレームの存在感が極めて少ないため、顔の印象を大きく変えることなくすっきりとかけられます。

フレームがない分、レンズそのものの輝きが際立ち、上品で控えめな雰囲気を醸し出します。スーツのカラーやデザインを問わず合わせやすく、特にフォーマルスーツやシンプルなスーツスタイルとの相性が抜群です。

メンズスーツ×メガネを
おしゃれに楽しむコツ

スーツとメガネの組み合わせ次第で、スタイルの幅がぐっと広がります。ここでは、スーツ×メガネスタイルをさらにおしゃれに楽しむためのコツについてご紹介します。日々のスーツスタイルに工夫を取り入れて、自分らしい着こなしを楽しみましょう。

カラーレンズを取り入れる

カラーレンズの濃度による見え方の違いイメージ

カラーレンズを取り入れることで、おしゃれな印象をプラスできます。カラーは、グレーやブラウンなど落ち着いた色味が適しており、スーツの色とのバランスを考慮しながら選ぶと、着こなし全体に一体感が生まれます。

ただし、濃すぎるレンズは目元が見えにくくなり、相手に不信感を与えてしまうことがあります。ビジネスシーンでは、濃度が10〜15%程度の薄めのカラーが適切です。

また、はじめての商談や年配の方との対面では、薄いカラーレンズでも違和感を持たれる場合があるため、クリアレンズが良いでしょう。いずれにしても、場の雰囲気や相手をしっかりと見極めて選ぶことが大切です。

メガネを複数本持っておく

スーツスタイルをより楽しむには、スーツのカラーや着用シーンに合わせて複数本のメガネを持っておくと良いでしょう。TPOやその日の気分に応じて使い分けることでコーディネートの幅が広がり、より魅力的なスタイルを演出できます。

また、同じスーツでもメガネを変えるだけで印象を変化させられます。商談には知的で信頼感のあるフレーム、普段のオフィスワークには親しみやすいフレームなど、シーンに応じて選ぶことで周囲に好印象を与えられるでしょう。

さらに、複数のメガネをローテーションして使用することで、同じメガネをかけ続けることによる目の疲れや負担の軽減につながります。フレームの劣化もおさえやすくなり、メガネをより長く大切に使えるというメリットもあります。

メンズスーツにメガネを合わせる時のマナー

メガネはおしゃれを楽しむだけでなく、身だしなみとしてのマナーを意識して合わせることも大切です。メガネの状態や扱い方一つで、周囲からの見られ方が変わります。ここでは、スーツにメガネを合わせるうえで押さえておきたいマナーについてご紹介します。

レンズのくもり対策を行う

マスクを着用している場面では、呼気がレンズに当たってくもりやすくなります。レンズがくもった状態でいると、清潔感に欠ける印象を与えてしまうため、対策をしておくことが大切です。くもり止めスプレーや専用のくもり止めクロスを活用することで、レンズのくもりを軽減できます。

また、マスクを鼻にしっかりフィットさせる、または上部を折り曲げるだけでも、くもりをおさえる効果が期待できます。特に対面の多いビジネスシーンでは、事前に対策をしておくと安心です。

常に清潔にしておく

メガネレンズを拭いているイメージ

メガネはフレームやレンズに汚れや皮脂がつきやすく、気づかないうちに汚れが蓄積してしまいます。汚れたメガネはだらしない印象を与え、スーツスタイルの清潔感を損なう原因にもなります。

レンズは専用のクリーニングクロスで定期的に拭きましょう。皮脂汚れが気になる場合はメガネ専用の洗浄液を使用しつつ、一定の間隔で眼鏡店に持ち込み、クリーニングしてもらうことがおすすめです。メガネを清潔な状態に保つことは、見た目の印象を高めることにもつながります。

定期的にフィッティングを行う

メガネは使用するうちにフレームが歪んだり、鼻パッドがずれたりすることがあります。フィットしていないメガネはずり落ちやすく、何度もなおす仕草がビジネスシーンでの印象を下げる原因になります。

「メガネがズレる」「メガネをかけていると疲れる」などの不調を感じたら、眼鏡店でフィッティングを行い、顔に合った状態を保つようにしましょう。多くの眼鏡店ではフィッティングを無料で対応しているため、3ヶ月に1回を目安に定期的に来店する習慣をつけることをおすすめします。

胸ポケットにしまわない

スーツの胸ポケットはポケットチーフを飾るための場所であり、メガネをしまう場所としては適していません。胸ポケットにメガネを引っ掛けると、フレームが型崩れするだけでなく、フォーマルな場での礼儀を欠いた印象を与えてしまいます。

メガネを外す際はケースに収納するのが基本です。携帯する場合はコンパクトなハードケースやセミハードケースを活用すると、フレームの変形も防げます。スーツスタイルの美しさを保つためにも、メガネの正しい扱い方を心がけましょう。

スーツにメガネを合わせる時に
よくある質問

最後に、スーツとメガネの組み合わせに関してよくある質問にお答えします。フレーム選びに迷う場面やマナーまで、多くの方が疑問に感じるポイントについて分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

Q.スーツにメガネを合わせるのはかっこいい?

スーツにメガネをかけることで、「スタイルがよく見える」「落ち着いた雰囲気」といった効果も期待でき、知的で洗練されたイメージを持たれやすくなります。フォーマルな雰囲気や大人っぽい印象をプラスできるため、メガネを取り入れて、着こなしをより魅力的に見せるアイテムとして、積極的に活用すると良いでしょう。

Q.スーツに合わせるのがNGなメガネはある?

色が派手なメガネや、汚れ・傷・塗装の剥げを放置しているメガネは基本的に避けましょう。主張の強い色のフレームや複数の色が混ざり合ったデザインは、誠実さや清潔感を損ない、ビジネスシーンにふさわしくない印象を与えてしまいます。また、デザインが特殊なものや、フレームが大きすぎるもの・小さすぎるものもビジネスシーンでは不向きです。

Q.リクルートスーツに合わないメガネの特徴は?

就活や面接シーンでは第一印象が重視されるため、メガネ選びにも注意が必要です。レンズに色がついているものや派手なフレームカラーはもちろん、太いフレームや個性的なデザインも避けましょう。いずれも誠実さや清潔感を欠く印象につながります。細いフレームでシンプルなデザインのものを選ぶことが基本です。

Q.プライベート用のメガネをスーツに合わせても良い?

プライベート用のメガネであっても、デザインや色の組み合わせが合っていれば問題ありません。ただし、フレームの破損や塗装の剥げがあるものは使用を避けましょう。清潔感に欠けるメガネは、相手への印象を下げる原因になります。大切なのは、スーツとのバランスやビジネスシーンにふさわしい見た目かどうかです。

まとめ

メンズスーツに合わせるメガネは、スーツと統一感があり、印象を高めるスタイルに仕上げるのが理想です。また、TPOへの配慮も欠かせません。場の雰囲気にふさわしいメガネを意識することが、周りへの好印象につながります。

おしゃれを楽しむなら、適度な濃度のカラーレンズを取り入れたり、複数のメガネを場面に応じて使い分けたりするのがおすすめです。かっこよく見せるためには、メガネを清潔に保ちながら、スーツとの相性を意識したフレーム選びを心がけましょう。

今回ご紹介したスーツに合うフレームやメガネ選びのポイントを参考に、ぜひ普段のスーツスタイルをアップデートしてみてください。

執筆者プロフィール

弥づき 飛ろ(やづき ひろ)

服飾デザイナー/ファッションライター


ファッション系デザイン専門学校を卒業後、32年間服飾デザイナーとして活動。
20年間一部上場アパレルメーカーにおいて、服飾ブランドのイメージからシーズンテーマ、企画提案、デザイン業務まで幅広く対応してきた。
服のスタイリングや色の組み合わせ、小物の提案を得意とする。
美容マニアで、美容クリニックやエステ、脱毛、コスメなどの体験談を発信するうちに、美容好きが高じて、現在は、ファッションと美容専門ライターとして活動している。

おすすめコラムRECOMMENDED COLUMN

人気コラムランキングRANKING

その他メガネコラムOTHER COLUMN

目次を
見る
閉じる